右脚を引きずりながらお尻から足先までの痛みとしびれに耐え、コアにやって来た70代男性のSさん。表情はとても険しかった。
座骨神経痛が発症してから3ヶ月。
歩いても、座っても、立っていても、横になっても、
何をしている時でも、常に足のしびれと痛みがつきまとう。
当時、そんな辛い状態のSさんを担当していた時は胸が締め付けられるようでした。
20年前の右足首のねん挫がきっかけで腰痛になり
それから20年の間に徐々に悪化し続け、座骨神経痛に。
仰向けの状態で右足のゆがみをチェックすると、
かなり外側に開いていました。
右足首のねん挫は、
ギプスをするほど強いものでした。
さらに、20年という年月をかけて
徐々に徐々に足首のゆがみも強くなり、
股関節や骨盤、腰椎に負担をかけつづけたことが、
Sさんの足のしびれや痛みの原因でした。
Sさんの曲がった足をまっすぐになるように、
足首、ひざ、太もも、骨盤を何度も時間をかけ調整。
骨格調整の回数を重ねる毎に、痛み、しびれは減っていき、
良くなるにつれ、Sさんの表情も次第に笑顔が増えていきました。
最初は右足を引きずってしか上れなかった階段も、
スタスタと上れるようにまで回復しました。
「友人から『最近若返ってきているね!』と言われます。右足も引きずってないし、身体がまっすぐになったからだろうね。」
とSさんが笑顔で話してくださった時は嬉しかったです。
今ではお尻から足先への痛みもしびれも全くなく、元気に過ごされています。