むち打ち症/頸椎ヘルニアの原因は、4~5年前車の衝突事故でむちうちになった時から悪化したものでした。

むち打ち症/むちうち 名前のとおり首が「むち」のように動き、損傷してしまいます。
さらにこの衝撃は「頭がい骨」までゆがめてしまい頸椎ヘルニアにも関係する。
1年前から首の痛み(頸椎ヘルニア)、
右腕の痛み、右手首の痛みを抱えていたSさん。
(お仕事で右手をよく使うそうです。)
 
症状が現れる前に事故や打撲が無いか聞いてみると、
4~5年前、運転中に前方の車に衝突しフロントガラスにおでこから激突したそうです。その時、むちうちになったそうです。
しかもガラスに大きくヒビが入る程、強打していました。(この事故の後、特に痛いところはなかった。)
 
ここまでの話しを聞くだけで、私たち骨格調整士ならどこを調整すれば症状が良くなるのか分かります。
 
答えは、まずもちろん「首」、そして重要なのが「頭がい骨」です。
 
交通事故でのケガに「むち打ち症」は有名です。
重たい頭が前後にはげしく振られる事で、頭を支えている首にゆがみが生じ、衝撃で頭がい骨がゆがみ、Sさんはおでこも打ったので頭のゆがみは大きくでていました。頭がい骨のゆがみは身体のあらゆるところに影響し、身体のあらゆるところでもゆがみます。
これらのゆがみが痛みを引き起こす原因です。
 
この日は頭がい骨、首の7番の順に調整して終了。
(首の7番がゆがんでいると肩こりや腱鞘炎など、肩から手首にかけての症状が出やすくなります。Sさんは右手をよく使うお仕事をされているのでかなり負担がかかっていました。)
 
2回目に施術にいらした際には
 
「前回の骨格調整の後、首がとっても楽になりました。
以前の痛みと比べると10分の1です。」
 
と嬉しそうに言われていました。
 
交通事故を起こした方は、痛みが無くても安心できません。
痛みが無くても骨格は確実にゆがんでいるからです。
ほおっておくとゆがみはどんどん大きくなり、
時間が経てば経つ程、症状が出る可能性が高くなります。
そうなる前に、骨格調整で予防することが大切です。
 
 

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