生まれつき股関節が悪いと諦めながら、強い股関節痛で来店

生まれつき股関節が悪いと足を引きずりながら来店されたお客様。
長いこと股関節痛で足をかばって歩いていたせいか、お尻の膨らみが左右で違います。
20年前から、股関節痛、腰痛、首痛、肩痛、頭痛があるとのこと。

彼女の打撲歴
・13年前 後ろからの追突事故2回
  (2回目の追突ではむち打ちがひどい状態)
 
「私のからだは生まれつきこんな(股関節がわるい)だから、仕方ないのかもね~。」

と足の付け根をさすりながら話されます。
生まれつき...その言葉に、半分あきらめが入っているかのようにも聞こえました。
HSTiでは、「遺伝」や「生まれつき」の症状は、ほとんど無いものと考えます。
原因追及型であるHSTi調整法は、出産時の状況までさかのぼってお聞きしていきます。
自然分娩、帝王切開、逆子、鉗子分娩など出産の状況はさまざまです。
ゆがみも、出産の状況で変わっていきます。
彼女の場合は、出産時が逆子ということと、車の追突事故もあり、
ゆがみが頭部と仙骨に溜まりやすいことがわかりました。

頭部と仙骨はゆがみが比例するので、どちらかがゆがめば、お互いにバランスをとろうとします。
ゆがんでしまった骨格ラインを左右対称に近づけるように整えていきます。
たとえ出産時にできてしまったゆがみでも、時間をかけて一つ、一つ骨格を元の位置に戻していけば、おのずと圧迫されていた臓器や神経も緩和されていきます。

調整が終わり、自分のお尻を触ってもらうと、
「あっ!形が変わっている。出っ張りが小さくなっている!」
 
と、股関節痛が無くなり、歩きやすさも実感していただけたようです。
彼女の今まで抱えていた悩みが、一日も早く取れますように!
 

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