「中学の時から肩こりがひどくて、頭痛と吐き気がよくあります。」
と話されるのは、高校生Rさん。いつも鎮痛剤を持ち歩いているそうです。
脳神経外科で診断しても、「異常なし」の返答とのこと。
「MRIもCTも撮りました。いろいろ調べてもらいましたが、
どこに行っても異常は無いと言われるので、
骨がゆがんでいるからかなぁ〜と思って来ました。」
彼女の症状である頭痛、肩こりは、産まれた時の状況に原因があると想定できました。
出生時、陣痛から3日間かかった難産だったそうです。
通常、出産では赤ちゃんがお母さんの産道を通るとき、
頭がい骨はキュウーッと締められ、矯正されてでてきます。
しかし、長時間の難産だと頭がい骨が過剰に圧迫されてしまうので、
ゆがみをつくってしまいます。
頭がい骨がゆがむと、肩甲骨、骨盤も同じように連動して
バランスを取ろうとゆがみをつくります。
なので、
身体が大きくなるにつれて、肩こり、腰の痛みも出やすくなります。
彼女の場合は、頭の調整から始めました。
左右バランスよく頭の形を整えていくように施術していきます。
調整が終わって、
「あ〜!こんなに頭がスッキリしたのは初めて。なんだか、肩も楽になっています。」
と嬉しい感想をいただきました。
後日来店の際、
「あれから、頭痛ほとんどないです。」
と報告をいただきました。
HSTiは原因がないと言われる症状でも、
骨格から答えを導きだすことができます。