40代前半の女性Cさんは、2人目を授かったとき【妊娠糖尿病】になり、
出産後も血糖値が安定せず、3年前からインシュリン注射を行っていると言います。
Cさんのお話しを聞くと胸が痛む思いでした。
我が子を授かった喜びのなか糖尿病の発症により、身体の変調と同時に鬱が発症、
最近は糖尿病による合併症も心配になり出していると言います。
最近ではアルツハイマーの疑いまで出て来たと...。
ある日、彼女は言います。
「毎朝....自分の腕に注射をする事がほんとに嫌... 先生... 助けてください..」と、
うつ伏せになったベットに顔を押しつけ....泣いているようでした。
糖尿病の進行状況にもよりますが、
HSTiでは血糖値に関係するゆがみが発見されており、
骨格調整での血糖値の改善例も出始めてきています。
もちろん、本人の食事療法や運動も欠かせません。
辛い気持ちを抑え、来る日も来る日も彼女を励ましながら「骨動かし屋」に徹しました。
施術を行った箇所は主に6番。
特に肋骨6番と頭頂骨、そして上顎骨、尾骨。
そこを中心としたゆがみを安定させるように根気強く行いました。
Cさんは小さい時に、頭の天辺から落下し、また腰からの落下もあり、
頭頂骨と尾骨が思い切りゆがんだ状態でした。
施術開始から3ヶ月の冬、
クリスマス前の華やかな月に彼女の弾む声が響き渡ります。
「先生! 血糖値が下がったよ!さがった!」と。
病院での検査で空腹血糖値が200弱と大幅に改善されていたと言います。
まだ正常値ではないものの、かなり希望が持てた様子。
私も彼女の笑顔がこんなに嬉しいものか.. としみじみと、喜ぶを姿を受け入れていました。
「糖尿病でも、骨のゆがみを整えると変化が出るんですね!」としみじみ話す彼女。
その後、肋骨9番も安定し「鬱」の症状も完全に消えたと自覚し始め、
数種類飲んでいた薬も飲まずに済むまでになりました。
まだ正常値では無いものの血糖値も急激な上昇は無いとのことでした。
インシュリン注射を行いながらでも、希望は必ずある。
糖尿になりやすい歪みがある事もHSTiでは検証されています。
人の治る力に希望を捨ててはいけない。