娘さんがHSTi施術でかなり改善した事から紹介を受け、
身体が元気になる♪事を「楽しみに」来所されたMさん。
特に、長年だるさを伴いながら、むくみが出る身体と、腰痛が改善されれば、
もっともっと若返って人生を楽しみたい!と期待で胸弾ませている様子でした。
その方の人生の一部で、私がお役に立てるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
打撲歴は多く、
事故が3回ありムチウチ症になる。
子供の頃、遊具から落下し顔面〜胸の強打。
小学校の頃、2Mくらいの高さから落ちお尻を強打。
早速、Mさんのゆがみを頭〜脚まで全体的にみていきます。
まず、頭部のゆがみでは頭頂骨と、胸部は肋骨6番、そして尾骨のゆがみが
大きく現れています。
頭頂骨〜頸椎6番〜肋骨6番〜尾骨、という箇所はお互いにバランスを取り合う
兄弟の骨達です。
Mさんの場合、幼い頃にお尻を強打した経緯から尾骨がゆがみ、
後の交通事故でムチウチ症になった際に頭頂骨と頸椎6番がゆがみ、
結果的に肋骨6番は、何十年という生活のなかバランスを取って大きくゆがみを
作ってきたと、予測を立てました。
私たち、骨格調整士が一番重要とする部分は「何故?ゆがみを作ってしまったか?」
という原因を探し出すことに初回は一番集中していきます。
その後で「結果」として「症状」が現れたことの因果関係の説明に入らせてもらいます。
浮腫(むくみ)を起こす原因には、塩分や水分の摂取バランスや
生理前などによる浮腫もありますが、
病的な部分では、腎臓や甲状腺機能と心機能などとも関係すると言われています。
実は、この腎臓や甲状腺また心臓といった部分部分の関連のなさそうな臓器は、
HSTiでは共通したラインがゆがむことで、この3カ所に影響がいくことの説明ができます。
身体の6番がゆがむと、2ー6−9−12番という兄弟の骨達も一緒にゆがみ
バランスを取り始めます。
この2−6−9−12ラインが、腎臓や甲状腺、そして心臓に大きく影響を与えていく
番号となります。
ですので、Mさんの場合は身体の6番の骨が集中的にゆがんだ事で、
肋骨9番(腎臓)と肋骨2番(心臓)そして頸椎6番(甲状腺)に関係する箇所にも
影響を与えてきた流れが伺えます。
早く体感してもらいたいと思った私は、彼女の肋骨6番をじんわりブルブル戻しながら、
この一連の流れを説明していきました。
「気持ちいい〜」と言いつつも、「ゆがみが臓器に影響するなんて信じられない!」
といった表情のMさん。
医師でもない私がこんな説明をするのですから無理もありません(笑)。
さて、肋骨から尾骨、そして側頭骨の調整を一通り終えたあと、
ベットから起き上がったMさん。
「わっ〜、身体が軽い、軽い! あんなに辛かった 手のむくみが全然ない!」と
少女のような笑顔で、私に手を差し出して「見て見て~」と。
「わー、ほんとだ!スマートになりましたね♪」私もビックリ、
パンパンに浮腫んでいた両手が、すっきりスーッと伸びています。
長年辛かったむくみの正体がわかり、次の施術も楽しみと言って、
笑顔いっぱいに弾む足取りで帰っていかれました♪