2回目の施術にいらしたお客様。「(初回時つらかった)頭痛やめまいは楽になりました。でも今度は便秘で下腹部が張ってしまって...」とおっしゃいます。
「この辺りがハリが強くて...」と指差した場所は恥骨の左上。仙骨4番の前側にあたる場所でした。
この方、子どもの頃に肩車から落ち、後頭部を強打されています。初回の施術で、後頭骨4番の歪みは取り除きましたが、その後、バランスをとって歪んでいた仙骨4番に大きな歪みを出してきたのです。
この仙骨4番は、頭を強打した後頭骨4番(原因箇所)と今まで長年バランスをとりあっていた部分でした。
仙骨4番をはじめとした腰回りの骨は大腸の周りの骨です。ここが歪むと大腸はうまく機能しません。その結果、便秘という症状が起こっていると考えました。
そこで、2回目は仙骨4番、腰椎4番、腸骨、恥骨...と主に腰回りの調整となりました。
施術後、トイレにいかれたSさん。
「すごーい♪便秘解消!お腹のハリがなくなってスッキリしましたー!」...と、満面の笑みで、戻ってこられました。
痛みや症状、ないに越した事はありません。
でも...。
身体はこうやって痛みや症状をだすことで、「まだまだ調整した方がいい所があるよー。ここもなおしてね。」と、ちゃーんと私達に教えてくれているのですね。
痛みで教えてくれるからこそ、不調に気づけます。Sさんの場合は「便秘」という症状で、身体が不調を教えてくれていました。
そして、人の身体は「歪むように作られている」からこそ「なおるように作られている」。
痛みや症状があったら、原因箇所を探す。そこから順番にコツコツと骨格の歪みをとりのぞいてあげればいいのです。
Sさんの便秘も解消!よかったですね。
埼玉県川越市 HSTI・AZU骨格調整所 番場あずさ