片づけをしていてぎっくり腰になり、激しい腰痛。
奥さんに支えて貰いながら来所されましたが、
帰るころには症状も軽くなり一人で歩けるようになりました。
40代 男性 Aさん
奥さんと一緒に支えてもらいながら来所されました。
物置で片づけをしていて、ぎっくり腰になってしまいました。
立っているだけでも辛そうで、身体はくの字に折れ曲がり歩くのもままなりません。
早めに身体のゆがみを確認し、施術開始。
肋骨下部から腰椎、仙骨にかけてすごいゆがみがあります。
痛みがあり、ベットにうつ伏せになるのも辛い状態だったので、座位の揺らしから始めていきました。
急に揺らすと痛みが出るので、始めはゆ~っくり小さく揺らしていき、
途中、痛みがないか確認しながらだんだんゆらしの幅を大きくしていきます。
(痛みがない程度の振り幅で揺らします)
座位で揺らせるようになると、今度はうつ伏せで揺らしていきます。
ねじれたホースを伸ばすように、ゆっくり小さく→だんだん大きくAさんの呼吸に合わせるようにやさしく揺らします。
時間をかけて揺らした後、腰の痛みが少し和らぎました。
次に主訴、原因と思われるゆがみを確認していきます。
打撲歴は
・中学の頃、野球の練習中に友人のバットの素振りで後頭部を強打
・10年前、電球を付け替えている途中に脚立から落下し腰を強打
・自転車で車と接触事故(右臀部あたりを打撲)
まずは主訴でもあり打撲していて原因のゆがみと考えられる仙骨1番、腰椎5番の調整。
次に後頭骨1番、関連する頭蓋骨の調整。 肋骨10番で施術終了。
終わったあと、
「楽になりました。かがむとまだ痛みはあるけど、まっすぐ立てるし、歩いても痛くない!」
と、喜んでいただけました。
実はAさん、ぎっくり腰で来所されるのは2回目です。
前回の施術の後、腰の痛みがひいたので、
関連する頭部のゆがみを残したまま調整を お休みしていました。
後頭骨1番のゆがみが残ったままだった為、そこと関連する仙骨1番、
その上の腰椎5番がバランスを取ってゆがんでしまい、
激しい腰痛を引き起こしてしまった可能性があります。
もう一度、原因となるゆがみの大切さを説明し
根本的に腰痛を取り除くため通っていただく事になりました。
ぎっくり腰がクセになってしまっている方、腰以外の身体のどこかに原因のゆがみがあるかも知れません。
(株)HSTI立川 骨格調整所 与儀 哲郎