「足首の痛みがあるので正座ができないので、足をみてもらってもいいですか?」
一緒に来ていたお父さんが必死に(心配そうに)お願しています。 痛みがとれたからなおった。そう思っていても、炎症がひいただけで、骨格は歪んだままというケースがよくあります。捻挫をして痛みはとれたのに、正座は出来ない。それは足首が歪んでいるからでした。
「どこが痛い?」
「ここ。痛くて正座ができなくて困っています。」
「いつから?」
「この前、捻挫をしてからです。 捻挫はなおって痛くないんですけど、 正座しようとするといたくて・・・。」
足首の痛みをだしている歪みを確認できました。周りにある踵骨、腓骨、脛骨が大きく歪んでたからでした。
「これじゃぁ、痛いね。正座もできないよ。」
足首の調整をする事約20分。
「正座してごらん?できるかな?」
「おお!できる!できる!おお~。」
「何か正座をするような時があるの?」
「ご飯食べる時は正座で食べるんです。」
「なるほど。それはお父さんも必死になるね。家のルールが変わってしまうから大変だね。」
その後、肋骨、頭蓋骨の調整をして終了です。施術中は外で時間を使っていたお父さんが終わる頃に迎えに来たので、
「正座できる??」
もう一度お父さんの前で正座してもらいます。
「お前、仮病使ってたんだな(笑)」
「そう、そう。」
親子仲良く笑顔で帰っていかれました。
東京都渋谷区恵比寿 HSTI東京 骨格調整所 櫻澤 健二