自転車で転んでこめかみ強打。頭、顔のゆがみで肩こりと眼精疲労がありました。

いつも眼の疲れや、肩こりに悩まされていた70代、女性。症状の改善がどこに行ってもみられないので、お孫さんが連れて来てくれました。お顔のゆがみがあり、顔右側が下がった状態です。

「今日、おばあちゃんも連れてきました!」 

とっても元気な女子高生といっしょにお越しになりました。以前、

「おばあちゃん、いつも首がフラフラしてるんだけど、連れて来た方がいいかなぁ?」

心配そうに相談されていたのですが、ついにおばあちゃんと仲良くお越しになりました。

「ここはねぇ~、打ったところとか、どういう風に転んだとか書く所だよ~。」
 
仲良く、くっ付きながら打撲歴の書き方をレクチャーしています。

「首がフラフラする事が度々あって・・・。ヨガを初めてから脚の骨も曲がってきているような感じがあるんです。肩こりもすごくあるんです・・・。」
 
やさしい口調と笑顔で語られるMさんですが、目がうつむいていて、苦しそうです。

「自転車で転んだって書いてありますが、どのように転びました?」

「自転車で転んじゃって、右のこめかみあたりを打ってしまって、あまりにも腫れてしまって、3~4日間入院したの。」

「入院するほど!?大変でしたね。自転車で転んだら、他の所も打っていそうですね。覚えていませんか?」

意識がなくなってしまって、覚えていないの・・・。」

「意識がとぶほど!?それは痛そうですね。」

「書くの忘れてしまったのですが、眼も凄く疲れやすいしいつもつらいんです。」

右側の側頭骨が下にさがっている歪みが見るだけでもわかります。顔のゆがみが大きくありました。さっそく全体を見て調整を開始!やはり頭を上から打ったような跡がありました。
 
「上の方からぶつけましたか?」

「そうなんです。川沿いを自転車で走っていたのですが、柵にぶつかり、そのまま地面に顔の横から滑るようにして転びました。でも、直ぐに意識がとんで他にどこを打ったかはわからないです。」
 
直ぐに脚を確認。大腿骨にも大きな歪みがありました。側頭骨、大腿骨、肋骨と大きなところをバランスを見ながら調整して初回は終了。側頭骨の調整中に、
 
「ぐーっと押されて、じんわり気持ちがいいのね♪」

ととっても気持ちがよかったようでした。終わった後は、

「身体が凄く軽くなってスッキリしました!特に眼がすごいすっきりしたわ!!肩こりも全く無くなった!首のまわりも凄い軽くなって・・・!!肩、首なんて触ってないのに不思議ね~♪」

「右側の側頭骨が凄く下にさがっていました。」
 
イメージを伝えるためにジェスチャーしました。顔の右側に手を置き、皮膚ごと顔をさげてわかりやすくイメージを伝えます。

「だから、いつも右の眼だけつかれるのね!納得しました。」
 
顔つきが変わり笑顔になりました。
 
「軽くなった軽くなった!」
 
と言いながら更衣室に向かう足取りはとっても軽かったです。着替え終えると先ほどよりもさらに表情が明るくなっています。

「調整後は新陳代謝が良くなるので、水分をいっぱい取ってくださいね!」
 
と伝えると、調整を何回も受けているお孫さんに、
 
「水分いっぱい取ったほうが良いんだって!ほら、お茶だよ♪」

「知ってるよ(笑)」
 
おばあちゃんが元気になって、お孫さんも嬉しそうです。

「今日はホントにすごく楽になりました~!ありがとうございます!また来ますね♪」

「おばぁちゃん、良かったね♪これ持てる~?(笑)」
 
自転車で転ぶ事でできた顔のゆがみ。それが引き起こしていた眼精疲労、肩こりが改善され、身体が軽くなったので、孫の荷物もルンルンで持てます。


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