「一昨日の夜から、ピキッ!!と来て立てないぐらいに腰が痛いんです。以前、医者に診てもらった時に処方された腰痛の痛みどめの薬を飲んだのですが、全く効きません。」
無理な姿勢をしてしまい激しい腰痛を引き起こしてしまったKさん。 薬も効かず、立つのもやっとでした。
「大丈夫ですか?辛そうですね・・・。」
異様な立ち方をしていたので、座ってもらってお話を聞きます。ジェスチャーしながら、
「腰痛の原因はわかってるんですよ!この前へんな座り方しちゃってさ・・・。一昨日の夜に3家族でご飯を食べに行ったんだけど、子供は子供同士で座ってたんだけど、娘が一人だけこっち側に来たから、椅子を半分だけ譲ってこういう風にお尻が浮いた形で2時間ぐらい座ってたんだよ。」
一番端の席だったので、みんなと話すために、右半分お尻を浮かした状態で、さらに左側に身体をねじって座っていたようです。
「・・・。すごいですね。そんな座り方したら5分もたないですよ!」
「なんかおかしい気はしたんだけど、その日の夜に布団を下ろすときに、変な風に身体を捻って、ピキッ!!それから立てなくて・・・。今の時期は仕事が休めないから・・・。昨日は少し横になって休んだんだけど、もう立てないと思って・・・。」
早速立ってもらおうとしても、立てません。
「立てることは立てるんです。でもこういう立ち方になります。まっすぐに出来ないんです。」
立っているのですが、真っ直ぐに立てません。腰が右上に吊られるようにして立っています。先ほど座り方をジェスチャーしていただいた姿勢になっていて苦しそうです。直ぐに歪みを確認して、座ってもらいます。腸骨、仙骨、大腿骨にすごい大きな歪みがあります。原因ははっきりしていたので、そこから施術します。
「ゴォー!」
すごい勢いで寝むりました。これだけ歪んでいたら、今までつらくてゆっくり寝れなかったのだと思います。
腰のまわりだけでなく、身体を無理に左に捻った姿勢を長時間とっていたため、肋骨にも歪みがあります。
調整後、
「どうですか?」
「うん。かなり楽になった!腰痛が酷過ぎて、さっきまで立てなかったけど、まっすぐ立てるよ。何より普通に歩けるしね。」
立って足踏みをして、平気な事を確認しています。後ろ姿がまったく変わっていました。
「相当無理な姿勢をしていたみたいで、かなり歪んでいましたよ・・・!今度は座る時気をつけてくださいね!」
「はい、気をつけます。いや~、でも普通に歩けるからよかったよ!」
腰痛もやわらぎ足取り軽く帰られました。
東京都渋谷区恵比寿 HSTI東京 骨格調整所 櫻澤 健二