ボランティア骨格調整、子供BA(ボーンアジャストメント)での出来事。
(毎月第二第四日曜日開催@沖縄県北中城村あやかりの杜にて)
小学校2年 男子 Fくん。
1年前から母親に連れられてこちらに来るようになりました。
頭蓋骨と顔のゆがみをなんとかしたいということ。
母親
「息子が産まれてまだ間もないときから感じていたのですが、
息子の頭の形が三角になってて、それで顔のゆがみも気になって、
そのことに関してなおす手だてはないかと インターネットを調べていたら、
同じ沖縄で骨格調整というものの存在を知ることとなって、
あやかりの杜でボランティア骨格調整をやっているのを調べることができたので来ました。」
ということで息子の身体をみてほしいとのこと。
私
「子供の身体の調整は、主に頭蓋骨の骨格調整を重点にやっているのですが、
Fくんも 三角形の形を整える必要がありますね。」
母親は、こちらに訪れる前からいろいろ調べていたらしく
私の話もはじめて聞いた風な反応ではありませんでした、
むしろ「やっぱりそうですよね。」 という感覚で受け止めてました。
さっそくFくんの身体を立位の状態からみてみるのですが 静止した状態になれません。
頭の先から足元まで、たとえるなら蛇のような動きみたく クネクネしながら立っております。
歩行を確認すると、X脚で足が絡んで転びそうです。
カルテに紫斑病(足のむくみとか、関節痛)の経歴がかかれてます。
頭部、背骨がクネクネしている状況、
下半身とくに膝、関節、頸骨、腓骨 に重心の負荷がかかって、
(足のむくみとか、関節痛)になるのではと 考えました。
以前の症例記事にも触れましたが
子供は成長しながら 頭蓋骨の形に合わせて身体の骨格を成長させていってくれます。
だから、顔のゆがみの調整や頭の形を整えていくことが重要です。
そのことを母親へ伝えて 自宅でも骨格調整をやっていただけるよう
母親へ宿題をお願いしました。
私
「10分だけでいいので、毎日手技で頭部を骨格調整して くれませんか?
母親の熱意さえあれば、要領はすぐ理解できますよ。 簡単です。
毎日続ければ、形が変化していきますし それを毎日確認するのですから、
だんだんと要領を得てきます。」
母親
「分かりました。ここをこうやって押してやればいいんですね。
一日10分大丈夫です。やります。」
そう言って約束してくれたのが、1年前。
母親はその宿題を実直にこなしてくれました。
Fくん 今では、蛇のようにクネクネしている状況は改善し
落ち着きと集中力が芽生えてきていると 母親の感想、報告を受けます。
歩き方も危うかった感じがまったく見られません。
私「お母さん、Fくんかなり変わりましたね!」
母親
「そうですね。家でも調整を続けているので
頭の形、顔のゆがみが変わったことがよく分かります。」
ボランティア骨格調整、子供BA(ボーンアジャストメント)では
保護者に対して、自宅の骨格調整をお願いすることがよくあります。
理解が得られれば、得られた分、良い結果を導きますし
そうなれるように、骨格調整士は頑張ってくれております。
こういった事例を今後も出し続けていきたいです。
子供の改善は、大人の10倍かそれ以上でとにかく結果が早いです。
保護者のかたの協力が大事な要素ですので、一緒に頑張っていきましょう。
HSTi本部(有)/比嘉進弥