高校球児のYくん
首の痛みがあり練習を休んでの来所でした。
一週間くらい前から首の痛みが出始め、右を向くと首の痛みが増します。
野球の練習中、左バッターのYくんは
打席に立っても痛みが酷く、集中してボールを見る事が出来ない状態でした。
打撲歴を聞いてみると
「今まで、いろんなところをぶつけ過ぎて全部覚えてないけど 先週の練習試合でデットボールを背中に受けました」
と教えてくれました。
早速、身体を確認してみると
肋骨下部、特に8番に大きなゆがみがありました。
ボールを避けようと急に身体をのけぞらせた状態で背中に衝撃を受け、
肋骨がゆがみ、そのバランスを取って首の骨までゆがめてしまった可能性があります。
そこで、症状が出てしまった原因と思われる 肋骨、頭がい骨、打撲歴の多かった足の調整をしていきました。
「痛いのは首なんですけど、首は施術しないんですか?」
「Yくんの首の痛みは、肋骨や頭のゆがみからきていると思うからそこから調整していこうね。 背中への衝撃で肋骨がゆがんでも、そこだけじゃなくて身体がバランスを取って 関係する首の骨までゆがみ、痛みが出ることがあるんだよ。」
と説明すると納得していただけました。
施術後、
「右向ける!まだちょっと痛みはあるけど、さっきより楽です!」
2回の調整で首の痛みはなくなりましたが、
「先生、足の調整をしてもらってからベースランニングの調子が良いんです。 しっかり地面を蹴れてる感じがあって、方向転換の踏ん張りもきくし、 もっと早く走りたいので足の調整をお願いします!」
と嬉しい報告も頂き、現在も調整を継続中です。
(株)HSTI立川 骨格調整所 与儀哲郎