顎関節症が1回の頭部の調整でなくなりました。

沖縄に移住して4年目の50代男性Aさんは腰痛 肩痛 顎関節症などの症状を抱えていらっしゃいました。奥様が初回の骨格調整で体調が良くなったことを聞き、自分も受けてみたいということでいらっしゃいました。
≪症状≫ 17才        側湾症と診断された。
       35才から     右膝痛
       42才から    腰痛
       1ヶ月前から  右肩痛
        1ヶ月前から  右顎関節症  
       
≪打撲歴≫16才 登山をしていて右足首捻挫
       35才 スキーで右膝内側靭帯損傷
       42才 重たいものを移動しようとしてぎっくり腰

「Aさん 症状がいくつかありますが、今日はどんな感じですか?」

「はい ええと 40代の時にぎっくり腰を起こして以来腰が痛くて、特に最近は草むしりでかがむことが多いせいか、常に腰が重い感じです。それと、ここ1カ月は右肩の痛みと、口を開けると右顎が痛くなります。」

「そうなんですね。わかりました。今日はまず身体全体を確認しますね。」

「宜しくお願いします。」

確認すると痛くなっていたのは 右顎の付け根 右上腕骨頭 腰椎5番でした。  

「Aさんは右肩下がりですね。」

「わかります! これは中学の卒業アルバムをみてもわかるんですよ!」

「そうだったんですね。それで肩がゆがむとバランスをとって頭もゆがむことがあるんです。」

「頭がですか? それは知らなかったです。」

「それで頭部も右下がりなんです。右耳が下がっているのがわかりますか?」

(鏡で確認していただくと)

「ほんとだ!」

「右顎が痛いということですが、顎は頭部の両側にある側頭骨にぶら下がっているので、側頭骨の調整をすると顎のバランスが良くなることがあります。」

「そうですか。」

「はい それでは両側頭骨を調整しましょう。基本的に痛くありませんので、痛みなどでましたら遠慮なくおっしゃってください。」

「はい 宜しくお願いします!」

そして両側頭骨(4番)のゆがみを横向きでHSTI2号機 2セット20分 の調整をしました。

「Aさん 右顎どうですか?」

「そうですね 口を開けても痛みがない気がします。」

「そうですか それは良かった。側頭骨を整えて顎のバランスも良くなりましたので、次は腰と肩を調整しましょう。」

「はい」

うつぶせで肋骨1番と腰椎5番を1号機2つを使用して15分調整しました。

「腰と肩はどうですか?」

(Aさんは大きく後屈し、右肩も手で触って確認)

「そうですね いつも身体を反らすと腰がギコギコするんですが、今は無いですね。肩も軽くなってます。」

それから約1ヶ月後に2回目の調整にAさんはいらっしゃいました。

「Aさん あれからどうでしたか?」

「ええ おかげさまで肩と腰はまだ少し痛みがありますが軽くなってます! それで顎の痛みはあれ以来なくなりました。不思議ですね 顎を調整していないのに顎の痛みが取れるんですね!」

と嬉しいご報告をいただけました。

Aさんの顎関節症は出産時の頭部のゆがみや顎の打撲がなかったこと、また顎関節症になってすぐに調整したので初回の調整で解消したと考えられます。


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