お隣に住むAさんから相談がありました。何かした覚えがないのに左股関節に痛みがあり病院へ検査では異常がないと言われ痛み止めを飲んで我慢していました。
お店の開店準備をしていたところ お隣の奥様Aさんに「おはようございます!」と声をかけられました。
「おはようございます!今日は晴れましたね~」とご挨拶。
「あの~ちょっと伺いたいんですけど...」
「はい!Aさんどうかしたんですか?」
「じつは 左股関節が痛いんですけど こんな痛みもとれますか?そちらでみてもらえたらと思って。」
「はい!大丈夫ですよ 午後空きがありますから いらしてください!」安心した様子のAさん左足を引きずりながら自宅へ戻られました。
午後 Aさんご来店 詳しく伺うと
「多分痛めたのは一昨日玄関の電球を換えようとして台の上に登って 身体を伸ばして取り付けていたら翌日の朝 左腰と左股関節が痛くて病院へ行ったんです 病院からは痛み止めをもらって飲んでいるんだけど痛みが全然ひかないんで...」と立っているのもきつそうです。
身体全体を確認してみると 左骨盤が大きく後方にひねり 上半身と下半身でねじれています。
手を伸ばして電球を換える体勢をまねしながら腰をひねってみると確かに左股関節に無理がきます。「Aさん 電球換えながら腰をひねったんですね~私もまねしてみたら やっぱり股関節にひびきますよ~腰を戻せば痛みはなくなりますから心配しないでくださいね」と不安そうなAさんに声をかけます。
左股関節は前の方から触れるだけで痛みが強く触れません 左腰と同じように股関節も左後方にゆがんでいます。骨盤をじんわり戻しながら 外側にひねっている左大腿骨も内側へもどします。
「あ~楽ですね~昨夜は痛くて仰向けで寝れなかったんですよ~ そういえば20年位前も同じようになった事がありますね どんな風にねじったかは憶えてないけど...」
「ゆがみがあれば ぎっくり腰のように何度も同じ痛みが起きる事がありますから 腰を打ったりとか何か原因が必ずあるはずですが過去の打撲思い出せますか?」
「打撲ね~すべってお尻と頭を打った事があるけど そういうこともですか?」
「そうですね 今回も骨盤がゆがんでいて 腰をひねったのが原因で痛みがでたと考えられますから お尻の打撲も原因の一つですね」施術を進めながら会話の中で原因になる打撲歴を伺います。
股関節の痛みはまだありますが左後方にゆがんでいた骨盤がもどり 外側にひねっていた大腿骨の突っ張り感はとれています バランスをとってゆがんでいる肋骨下部(肋骨6番~12番)のゆがみをゆるめます。これで上半身と下半身の身体ののねじれは取れ楽になるはずです。
施術終了後 身体のねじれは取れ背中はまっすぐになり腰の痛みは和らぎ歩きやすくなりました まだ股関節の痛みがある為翌日も来ていただきました。足を引きずることなくいらっしゃったAさん 痛みが取れ調子がいいようです。
「痛みで寝れなかったけど夕べはぐっすり眠れましたよ~股関節に少し痛みが残っているけど気にならないくらいです 1回でこんなに痛みが取れるなんて思わなかった~今朝は痛み止めも飲んでいませんよ ありがとうございます!」と笑顔。
2回目は左股関節と大腿骨を中心に調整 股関節の痛みはほとんどなくなりました。
「思い出してみたら過去に打撲をした事があるので身体にゆがみが残っているんですよね? 私この機会に身体なおそうと思うんですが来週も予約お願いします」と骨格が整えば楽になることを体感されたAさん これからも調整する事になりました。
沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 兼箇段 禎美