頭をそらすと首が痛い、頭がい骨のゆがみでした

20代の頃から、首の痛み、肩こりに悩まされてきたYさん。

家事をする時も、手を挙げたり、上を向いて作業したりすると、首が痛くて肩までこってしまいます。

最近では、夜も寝付きにくいこともあったそうです。

「上を向いても、ここまでしか上がらないんです。これ以上たど、首が痛くて」


頭を後ろにそらすには右側の首に痛みが走ります。

 

彼女の今までの打撲歴
3歳の頃、 トラックにはねられて、額を何十針か縫うほどの大怪我と、足の骨折
10代の頃、バイクから転倒
20代の頃、後ろからの追突事故で勢いあまり、ハンドルに腹部を強打
30代の頃、後ろからの追突事故

 

どれをとって見ても、衝撃の強い事故です。
幼少の頃に受けた頭部の衝撃や、これまでの事故の積み重ねが現在の首の痛み症状を引き起こしていると考えられました。

 

「首が痛くなるときって、頭の後ろと首の付け根が痛くなって、次第に肩が痛くなるんです。」

 

「Yさんは今まで事故に何度かあわれていますが、その時の衝撃で、頭がい骨がゆがみ、大人になってからの事故で、頚椎と頭がい骨のゆがみを大きくさせてしまっったのかも知れません。」

 

「あ~そう言われてみれば、首が痛くなったのも、追突事故の後からです!」

 

「では、頭部から整えていきましょう。」

頭がい骨、そして、大きくバランスを取っている頚椎の7番を調整していきます。

 

「ここ押されると気持ちいですね~。」

 

「首は、大きな頭を常に支えているので、頭が衝撃で揺さぶられると、頚椎に相当負担がかかってしまいます。ここは、睡眠にも影響をあたえる場所でもあるんですよ」


関連する肋骨、仙骨を整えていきます。
起き上がってもらい、もう一度、首の動きを確認するため、上下に動かしてもらいます。

 

「さっきより動きやすい!天井まで見えるよ。」

 

Yさんも回数をおう毎に、少しずつ症状が軽減していってます。
最近では首の痛みが少なくなったことで、夜もだいぶ眠りやすくなったと報告がありました。

 


HSTI骨格調整センター・コア 上里 綾乃

HSTI症例カテゴリ