脚と背中を打って腰が捻じれて腰痛に!!

「打撲をすると骨歪む。」「身体には法則性があり、歪んだ箇所に対応して全身の骨がバランスを取って歪む。」HSTIでは当たり前の理論ですが、一般常識で捉えると頭の中は「??」です。症状が出ている箇所は直接打撲したのか、または以前別の箇所を打撲してバランスを取って歪んでいるのか。脚と背中を打って腰椎が歪んでしまい腰痛が出ていた方の症例です。

 

以前は偏頭痛が辛くてお越しになっていたお客様。意味のわからない頭痛や悪天候での不調は改善されていました。

 

「お久し振りです!調子がずっとよくて頭痛もないし、前みたいに天気が悪くても何もないんです。だけど、最近腰の痛みがずっととれなくて・・・。運転してても、痛いんです。」

 


急に腰が痛くなり中々とれないとの事ででお越しになられました。

 


「どこか打撲とかしましたか?」

 


「いえ・・・。打った記憶がないですね・・・。」

 


HSTIでは結果(症状)には必ず原因(打撲)がある!と、とらえています。今回腰痛がでたのにも必ず原因となる歪みがあるはずです。早速身腰痛の原因となる歪みを見つけるべく、体を確認していきます。一番きになる歪みは、右脚、肋骨12番でした。

 


「痛みの出るところってどの辺ですか?」

 


「この辺りです。」

 


肋骨12番の右側~お尻の右側までを指しています。

 


「(右脚の上の方を指して)この辺り打ちましたか?」

 


「う~ん・・・。」

 


バランスを取って歪んでいないか確認する為に、立位、座位、伏臥位、で確認します(この時バランスを取っている骨は態勢が違うと変化します)。最後に身体を揺らして、歪みが変わらないか確認します。右脚と肋骨12番の歪みは変わらずに残りました。

 


「右の脚の上の方が後ろに歪んでいて、(肋骨の一番下の辺りを指して)この辺りにも歪みがあって、右後ろから打ったようにゆがんでいるのですが・・・。その間の腰の骨が捻じれるように歪んでいるので腰痛がでている可能性があります。脚と肋骨の調整をして捻じれを解くように調整していきますね!」

 


とまずは、脚の調整。右脚が後ろに歪みながら、少し回旋している歪みがあります。じんわりと戻していきます。

 


「腰の痛みがやわらぎました。腰の上の方にまだ痛みがあります。」

 


その後、肋骨12番を調整。右下から打撲したのか、左側が後ろへ、そして下がっている歪みを戻していきました。

 


「痛みが無くなりました!あぁ~!スッキリした!でも原因はなんだったんだろう?」

 


ジェスチャーして一つずつどういう歪みだったかを説明していると、

 


「背中はそういえば、この前プールで打撲しました!背中を向けて縁から上がろうとしたら、手が滑ってこの辺りを打ちました!そういえば、その日駐車場で右脚の上の方も車のドアに思い切りぶつけて痛かったです(笑)」

 

 

「なるほど~!原因がハッキリしましたね!」

 


「よくよく考えると痛くなったのがその後からだったから納得ですね!そういえば、言うの忘れていましたが肩も痛かったんです。それもとれてますね!」

 


「一番最初の立っている状態では肩まで歪んでいたのですが、脚の歪みのバランスを取って歪んでいただけみたいですね!」

 


「へぇ~!脚の歪みから!そうだったんですね~!」

 


「腰痛とれたから帰りの運転は楽だと思いますよ~!」

 


「そうですね!ありがとうございました!」

   


東京都渋谷区恵比寿 HSTI東京 骨格調整所 櫻澤 健二

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