首の痛みの原因は子供の頃のおでこの打撲だった

40代女性、Kさんのケース。Kさんは10代の頃から、頚椎1番2番あたり(首の骨の頭に近い方)に首の痛みを感じておられました。

「肩が辛いときって首を回したくなるんだけど、回すといつもどこかで引っかかりがあってスムーズに回らないんです。コキッコキッって、どこかにとっかかりがある感じなんです。」

初回、全身の骨格の歪みをチェックすると、2−6−9−12ラインにて全身の歪みのバランスをとっていることがわかりました。

HSTIは原因療法的なアプローチをするのが特徴。2−6−9−12ラインのどこかに、痛みの原因箇所が潜んでいるはず...と目星をつけます。全身の骨格のチェックすると、顔面骨2番と側頭骨2番に変化しない歪みが確認できました。


顔面骨2番と側頭骨2番が互い違いの方向に歪み、棚ずれを起こしています。時々頭痛がする(顔面骨1番2番あたり)というのも、そこが歪んでいるのですから納得です。その歪みを取り除いた後、全身の2−6−9−12ラインにて骨格を調整。最後に頚椎2番の歪みも調整。


「初回施術当日は何も変化がなかった。」というKさん。「けれど翌日、足腰の痛みには変化がなかったものの首がラクに回せている事に気づいた。」とおっしゃいます。


現在4回の施術を終えましたが「あの日以来、今も首がラクに回せています。」と喜んでいただいています。


Kさんには「3〜4歳、転んで窓枠におでこをぶつけて脳しんとうになった」という打撲歴がありました。ぶつけたのはたぶん顔面骨2番でしょう。この打撲歴こそが、Kさんの首の痛みを出していた犯人でした。

このようにHSTI骨格調整では、痛みの原因を突き止めて、原因から根こそぎ取り除くことで症状の改善を目指します。


Kさんにとっては首の痛みの原因が子供の頃の打撲というのは意外だったようですが、骨格の法則を説明すると「なるべくしてなっていたのですね」と納得していただけました。



Kさんには腰痛、左足のしびれ・痛み、というその他の症状もあり、そちらはまだ改善されていません。現在4回の施術を終えた所。これらの症状についても改善を目指して施術を継続中です。


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