Aさん70代男性は半年前から首が痛くなりました。原因は肩こりを治そうとしてテニスボールを首に当てていたことでした。その後肩こりは改善されましたが、首の痛みが出始めていろいろ試していらっしゃいました。
Aさんと奥様はインターネットでHSTI骨格調整法を調べていらっしゃいました。
「Aさんおはようございます!」
「おはようございます!」
「先日お電話で左首が痛いとおっしゃってましたが、今日はどうですか?」
「はい 今日も変わらず左首のこのあたりが痛みます。」
「このあたりですね。わかりました。それではお手数ですがカルテにご記入ください。」
「はい」
(カルテ記入)
「Aさんカルテに左首 左頭 第一頸椎が痛いと書いてありますが、いつ頃から痛いですか?」
「そうですねぇ半年くらい前からですね。それで、いろいろ通って以前よりは良くなっているんですが、まだ痛いです。」
「そうなんですね。半年前からということですが、その頃に何か首に負担がかかるような事をしませんでしたか?」
「はい しました。肩こりが良くなるということで、テニスボールを2個くっつけたものを、首に当ててたんです。それ以来肩こりはまったく無くなったんですが、今度は首の痛みになったんです。」
「そうだったんですね。それが首が痛くなった原因かもしれないですね。」
奥様「私もそう思うんです。主人にテニスボールを首に当ててたから痛くなったんじゃないの?って言うと怒るんですよ。」
「そうですか。わかりました。それではさっそくゆがみを確認しましょう。」
「宜しくお願いします。それでは着替えますね。」
(着替え完了)
「それではさっそく立って確認しますね。どのように顔を向けると痛くなりますか?」
(いろんな角度に顔を傾けます。)
「そうですね。左に向いてから戻すときにこのあたり(頸椎2番)が痛いのと、右を向くとこのあたり(左首全体)が痛くなります。」
「わかりました。痛くなっているのは頸椎2番ですね。」
「そうですかぁ てっきり頸椎1番だと思ってました。」
「2番ですね。まずは身体全体のゆがみを確認しますね。」
(ゆがみ確認)
「Aさん 頭と肩は左側が後ろにずれていますが、首は逆に左側が前にずれてます。」
「そうですか。」
「はい 奥様みていただけますか?痛くなってる左の首のこのあたりが凹んでいるのわかりますか?」
奥様「ああ!そうですね!わかります!」
「左の首の骨が前にずれて神経を圧迫しているので、それで首の痛みになってるんです。この場合は反対の右側からじんわりと戻すと、左首の痛みが取れてきます。それではうつ伏せで首を調整します。」
「はい おねがいします。」
うつ伏せになっていただき頸椎2番が右後方変異しているのをHSTI2号機ライトバンを使用してじんわりと調整しました。
「Aさん立って確認しましょう。首はどうですか?」
(左右にお顔を動かします。)
「ええ さっき右向くと痛かったのが無くなりました!左に向けるとまだ痛いというか、引っかかる感じです。」
「わかりました。 それでは今度はAさん 肩の左を押されるのと右を押されるのでは違いませんか?」
「はい 右が痛いです。」
「これは右肩の骨が前にずれて神経を圧迫しているから痛く感じるんです。」
「そうですか。」
「はい この場合は左肩が後ろずれているのを前の方に戻すと、右肩の痛みが取れるんです。それでは仰向けで左肩をじんわりと前に戻しましょう。」
肋骨2番の左後方変異をHSTI3号機でブルブルと振動させてじんわりと戻しました。
「Aさん 右肩どうですか?痛みありますか?」
「ないです! いやー驚きました!」
そして1週間後
「Aさん あれから首の調子はどうですか?」
「はい!あれから首の痛みはかなり良くなっています!」
じんわり戻すことでAさんの首の痛みが改善されました。
沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 天野 正護