肩から指先にかけてのしびれが改善。朝も起きやすくなった。

肩から指先にかけてしびれがあるAさん。朝起きると左側全体がジリジリとしびれ、身体が鉛のようにだるくなるそうです。前よりも手のしびれ感がひどくなってきたので、見て欲しいとのことでした。

打撲歴はほとんど覚えておらず、「左肩の痛み」の状態しか分からなかったので大きなゆがみから少しずつ調整していきました。 調整して1ヶ月ほど、少しずつ身体は軽くはなってきてますが、肝心の左肩のしびれは相変わらず変化なし。

 

 「このしびれ、しぶといですね~。今までカイロとか、マッサージも行ったけど、やっぱり取れないんですよ。」

 

左側の肩甲骨が前方に傾き、左右で肩幅が違います。肋骨の調整もするのですが、次回来店される時は、また左肩が痛くなります。

 

「肩を打ったことはないですか?」

 

打撲歴なし、スポーツ歴なしと話されていたAさんですが、もう一度、情報をおさらいしていきました。

 

「Aさんはスポーツは何が好きですか?少しでもやったことないいですか?」

 

 「あ~。それだったらありますよ。野球を少しね。でも半年くらいしかやってないです。すぐ肘を痛めたので、止めちゃいました。」

 

 「Aさん、肩の痛みはその野球も関係しているかもしれません。」

 

チェックすると、頸椎7番と、肋骨7番、肩甲骨、鎖骨でのゆがみを確認できました。野球など、肩を使うスポーツは腕、肩を大きく動かすため肩甲骨と頸椎でバランスをとってしまいます。


中でも肋骨7番は肝臓、胃のまわりを取り囲んでいる骨格なので、ここでゆがみが生じると、身体のだるさが起こりやすくなります。 また、スウィングのフォームも、上半身と下半身をねじるように投げるめ、仙骨の部分でもバランスをとります。頸椎、肋骨、鎖骨、仙骨、関連する頭がい骨の調整を進めていきました。 調整して少しずつ変化が見られました。
 
  
朝のじりじりが無くなってきてる。それに気のせいか、朝も起きやすいです。」
 
  
肋骨、肩甲骨のゆがみが小さくなる事で、内臓の圧迫が軽減できたのだと思います。最近は、肩から手にかけてのしびれが気にならなくなってきたと話されました。しびれが出ないようにサポートしていきたいです。
 

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