出産時の歪みで定期的に通ってるAさん
Aさん
「おととい、股関節をテーブルにおもいきっりぶつけて股関節が痛いんです。しかも昨日から風邪みたいで、のどの痛みがあり熱っぽく、体もだるいです。」
自分
「わかりました、大丈夫です。まず歪みをチェックしましょうね。」
HSTIでは肋骨2番が歪むと細菌が体から抜けにくいと考えています。すなわち風邪をひきやすくなります。
股関節と肋骨2番はバランスを取り合う兄弟骨です。
まず股関節をチェックしました。ぶつけた方向どおりに、左の股関節が内側に入り込み前方に変位していて、さらに大転子(太ももの骨の外側の一番上丸い部分)の真ん中よりちょっと下の部分から雑巾絞りのような捻れがありました。
続いて肋骨の2番が後方上方に歪んでいます。のどの痛い箇所に近い頚椎6番にも歪みがありました。
さっそく調整に入ります。まず股関節全体が内側に入り前方に歪んでいるのを調整、次に大転子の捻れを調整。
この時点でAさんが
「股関節もう痛くないです。」
その後風邪と関連の深い肋骨の2番の全体と特に大きく歪んでる箇所の調整。首の骨の6番の調整で今日は終了。
起き上がるとAさん
「のどの痛みが少し楽。体がだるいのも楽になりました。」
その後家に帰って、体温を測ったら平熱にもどっていたそうです。
今回のAさんの症状は股関節の打撲でできた「骨格の2−6−9ラインの歪み」と大きく影響していました。
股関節を強く打って歪み、股関節痛に。その後、股関節の歪みのバランスをとって肋骨の2番が歪んだことで、風邪の菌が身体に入りこみやすかったのでしょう。さらには頚椎6番もバランスをとって歪み、のどの痛みという症状が出ていたようです。
追記
病院や薬での風邪の治療を否定しているわけではありません。
歪みの無い身体は菌に抵抗力も強く感染しにくいと考えています。
北海道小樽市 HSTI坂の街整体院 渡辺 則嘉