股関節の痛みは慢性で常に鈍痛があり、痛風の症状も時々足の指が腫れ、外に出歩けないこともあったそうです。これらの症状がありコアに通い始めたのがちょうど1年半前です。 始めの頃は、ベッドから起きたり、座る時も股関節を手で支えながらの調整でした。
「お尻を打ったことは無いし、事故にも遭ったことはない、痛みが出るのは年のせいなんですかね〜。」
と話されます。 始めのうちは、多くのお客様が、打撲歴をお聞きしても、「無し」と答えます。 Aさんも身体をどこも打ったことは無いとのことでしたので、ゆがみの大きい箇所から調整しながら、会話の中かから、ヒントがないか探っていきました。
「Aさんは学生の頃は何か運動はしていたんですか?」
「いろいろやったよ!マットや跳び箱、平均台・・・器械体操ってやつね。」
「練習の時って、あっちこっち青たんになりそうですね?今まで痛かったことや失敗したことってなんですか?」
「いっぱいあるよ〜・・・あれかな、トランポリンで着地に失敗して、マットに思いっきりお尻と頭を打ったことかな?痛かったなぁ〜・・・でも青たんにまではならなかったけど。1日で治ったよ」
だんだん話しをしていくと、あれこれいっぱい打撲歴がでてきました。
「Aさん、それが打撲歴です。大きな事故やケガじゃなくても、部活動などで起こりうる身体に受ける衝撃でもゆがみの元になります。」 「そうなんですか?そしたら皆いっぱいあるでしょ!」
「はい、そうです。私も含めて皆さん知らず知らずのうちに、ゆがみをつくってしまっているんです。症状が出る出ないは、そのゆがみの度合いにもよります。」
「ほ〜なるほど...。」
「Aさんの股関節の痛みは、トランポリンでのお尻と頭を打ったことも関係するかもしれませんね。調整していきましょう。」
チェックすると仙骨、股関節、腰椎、肋骨、頭がい骨。調整するポイントはいくつもあります。学生の頃の打撲でも、かなりの時間が経過しているので、身体全体でゆがみが大きいく残ります。