高校3年生のA君はソフトボールをしています。高校生活最後の大会前の猛練習で股関節痛になりました。原因はスライディングで股関節がずれたからでしたが、ずれた股関節を調整して痛みが取れました。
真黒に日焼けしたA君はびっこを引きながらお母さんと一緒にいらっしゃいました。
母「今日の朝、突然股関節が痛くなりびっこを引いてるんです。」
「そうですか。A君どのあたりが痛い?」
「このあたりです(右股関節)。」
「そうか。最近 捻挫とかふとももをおもいきり打ったとかそんなことはなかった?」
「ないですね。」
「わかりました。それでは身体のゆがみを確認して、股関節痛の原因を探しますね。」
A君は少し歩くだけでも股関節痛で、ゆっくりベッドに移動しました。そして立位、座位、うつ伏せで確認すると右股関節が内側に入り込んでいるのがわかりました。
「A君 股関節が入り込んでるけど、スライディングとかして股関節痛になってるかもよ。」
「そういえば昨日スライディングしました。」
「そっか それが原因かもしれないね。それでは股関節を調整するね。」
股関節と大腿骨を機械で外側に引っ張り、股関節のゆがみを調整。そして、股関節の影響でゆがんだ仙骨、尾骨、肋骨6番も順をおって調整しました。
「A君 股関節はどうですか?」
A君はいろんな方向に身体を動かしてみます。
「来た時よりも痛くない気がします。」
そして翌日も調整することになりました。
母「あれから 帰るときにはAが普通に歩けたのでびっくりしました!」
「それは良かった。」
母「でも まだ痛みがあったので、昨日の練習はお休みしたんです。」
「そうですか。」
母「はい それで、大会が5日後なのでそれまでに治りますか?」
「治るとは言い切れませんが、股関節と股関節に関係する身体のゆがみを整えておけば、股関節痛がとれるのが早いですよ。」
母「そうですか。」
「はい それでは 調整しましょう。」
2回目は股関節、腰椎、肋骨、頭蓋骨の調整をしました。
「A君 どうですか?」
A君はいろんな方向に足を動かします。
「来た時よりも軽くなりました。」
先日よりも股関節痛が改善されたA君は普通に歩いてお母さんと一緒に帰られました。
沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 天野 正護