頸椎ヘルニア、手先のしびれが骨格調整で改善

今年に入ってから首の痛み、手先、肘のしびれがあり、病院に受診したら、頸椎ヘルニアと診断されました。「今まで肩こりとは無縁だったのに、肩がこるようになってから首の痛みがひどくて車の運転もしずらいです。」と話されるAさん。

運転する時にハンドルを握るのも、右手がジリジリとしびれ重くて、ほとんど左手で運転していたそうです。色々な整体や整骨医院、針治療まで試したそうです。以前よりは、症状も和らいできているそうですが、友人に勧められて、センター・コアに来店されました。

 

Aさんは、小さい頃から頭部のケガが多く、傷跡もいくつもあり、スポーツでヒザのねん挫や、靭帯損傷をしたことも有ります。 ゆがみをチェックしていくと、側頭骨でゆがみが大きく、肩の高さも左右で違いが有りました。

 

「Aさん、首はどの方向に向けると痛みが走りますか?」

 

「こうやって上を向くとね・・イタタタッ」

 

 「左右はどうですか?」

 

「これも・・ここまでしか・・イタタ」

 

左右の動きも制限されてしまいます。 Aさんは日頃、草野球をされていて、首の痛みの症状が出るようになってからは、草野球にも参加出来ていないと話されていました。

 

 「小さい頃に、後頭部を縫うほどのケガをされているので、頭がい骨のゆがみがあるようです。頭がい骨がゆがむと、頸椎や肋骨でも、バランスをとってゆがみをつくってし まいます。」

 

 「あ〜そういえば、練習の後はきまって、肩、首が痛かったぁ〜。」

 

「はい。頭がい骨や肋骨にゆがみがある状態でスポーツをされると、動きによっては、神経を圧迫される箇所も出てくるので、いろんな所み痛みを出してしまいます。」

 

 「では、頭がい骨から調整していきますね。」

 

うつ伏せになると、頭の形が左右でアンバランスなのが良くわかります。形を整えるようにとくに左右さがある耳の後ろの部分から調整を始めました。頭がい骨、頸椎、肋骨と関連のある骨格をゆるめ、最後に仙骨の調整です。

 

「えっ?お尻は痛くないですよ!」

 

「仙骨は頭がい骨とも関連のあ る骨格ラインです。とくにAさんは、ねん挫をしたり、靭帯損傷など、脚をひねっていらっしゃるので、仙骨にもゆがみが溜まりやすくなります。」

 

 「ほ〜!なるほど。」

 

 ひとまず、1回目の調整は終了。立位で、身体全体の確認をしていきます。

 

「Aさん、もう一度頭を上み向けてみて下さい。」

 

 おそるおそる頭を動かします。

 

 「お〜〜。まだ少しここらへんが痛いけど、さっきより全然動くよ。」

 

左右も動かして見せます。

 

 「これも、痛み軽くなってるね〜。」

 

 1回の調整で、だいぶ首の軽さを実感して頂きました。

 

「次回も頭がい骨と、肋骨、仙骨の調整をもう少し 進めていきましょう。」

 

週に1回のペースで通われ、首の痛みがほとんど、気にならないくらいにまで改善していきました。

 

 「Aさん首の痛みが軽くなって良かったですね〜。あとは手のしびれですね!」

 

「あっ、そういえば、手のしびれも、今は無くなっています。いつからだったかな?言いそびれていました。」

 

 「えっ?それは良かったですね〜(笑)。」

 

 少しずつ調整する間隔を延ばしていき、痛みがでないか確認しながら進めていきました。今ではメンテナンスとして来店されています。


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