「首の痛みと肩こりがひどくて、腰痛もあります。手のしびれも時々出ます。なんだか、体中だるい感じです。」
と、久しぶりにお越しになったMさん。 外出ついでに、体がきつくて急遽いらっしやいました。
1才に満たない赤ちゃん、4歳のお子さんと日中過ごしていらっしゃるため、
毎日何が起こるかわからなく予定をたてられず、ご自分の時間の空いたすきに、いらっしゃるMさん。
今回は、お顔にも疲労感がでていて、かなりだるそうです。
確認してみると、肋骨6、7、8、9番は、かなり大きくゆがみを持っていて、疲労困憊になるのはHSTIの観点からはありありでした。
側頭骨の左右のゆがみも大きくでていたので、まずは、側頭骨を大きく整えます。
今回は2枠(140分)コースをご希望されましたので、元々のゆがみの大きい頭部の調整をメインですすめていきました。
肋骨6、7、8、9番を整えたくての、頭部の調整です。。。
HSTIは、お客様の打撲歴を聞くのが特徴です。
人は、何かにぶつけたりぶつかったりした時、打撲の衝撃は骨で受け止め、人体の中身を守っています。
ただ、その打撲の衝撃は、そのまま残ってしまっていて、衝撃でゆがんでしまった骨にバランスをあわせ、他の部分にまで骨のゆがみを作ってしまい、月日を重ねあらゆる症状が発生してしまう可能性がある、と考えています。
ですので、ゆがんだ原因、打撲した骨はとても重要で、打撲した箇所からゆがみを整え、バランスでゆがんでしまった骨が、整った骨にバランスを整えゆがみもとれていくであろう、と仮定します。
今回、肋骨のゆがみを整えるための頭部の調整をしたのは、
肋骨と、頭部が、同じゆがみを持ってしまう関係性があること。
そして、打撲歴は頭部にはありますが、肋骨には無い ことです。
140分、頭部の調整だけを進めていきました。
終了後、肋骨を確認します。だいぶゆがみが取れています。
「どうですか?」
首を左右に傾けながら
「はい、全然痛くないです。軽くなりました。」 首の痛みとれ、肩こりもなくなりました。
「腰どうですか?」
ひねりながら
「あっ、軽くなっています」 腰の痛みも解消。
疲労感いっぱいだった表情が、スッキリした表情になり、目力まで加わっています。笑顔もでました。
「よかったー、今日来た時だいぶしんどそうでしたもんね、顔色も良くなってますよ。」
「そうですか。。。実は、ここ2日間吐き気がすごいあって、来たときは吐きそうな位、気分悪かったんですよ~。でも、今、まったく無いですよ!やっぱ、すごいですね!」
「えー、吐きそうだったの?最初で言って下さい(笑)無くなったから良かったけど。」
「そうですね、めまいでボーっとしてて言ってなかったですね。」
「めまいもあったの?」
「はい、めまいと吐き気がここ2日つらかった。今は無いですよ!びっくり!」
「そうだったんだね、、、でも良かった、しんどいの無くなって。」
めまい、吐き気が取れたのは、最初の側頭骨の調整と、肋骨6、7番が整ったおかげかもしれません。
笑顔が戻ったMさん、沢山のお買い物袋をひっさげて、こども達の待っているご自宅へ、足取り軽く帰られました。
HSTI骨格調整センター・コア 外間 尚子