長い間背中の痛みでお悩みだった80歳、女性。「娘がここに通ってから身体が変わって調子が良いといっていたものですから。」と娘さんの紹介でお越しになられました。今まで器械での整体なんてもちろん体験した事がなく、不思議がっていました。
初回は天野郁子先生が調整を進めて、
「背筋が伸びたみたい。」
と言う声がとなりから聴こえ、歪みが大きかったために週に1度お越しになられる事になりました。2回目からは僕が担当したのですが、スクリーニングシートには天野郁子先生が身体の状態や次の調整箇所等の記入があり、それを頭に置いて施術を開始！
「背中の痛みは相変わらずなんです・・・。取れるかしら？」
「なおる。とはお医者様では無いので言えないのですが、身体の歪みをバランスよく整えていけば改善する可能性はありますよ（＾－＾）」
「そうですか～。」
歪みを読むとスクリーニングシートに記入されていた所に確かに歪みを確認。足首の調整から始めて、関係してくる肋骨や頭部の調整をしました。
「う～ん・・・。少し楽になったかしら。」
一緒に来ていた娘さんが
娘「すぐにはわからないわよ～（笑）家に帰って、ふとした時に気づく方が多いから～。」
「そうね。でも少し楽になっているわ。」
「歪みが結構大きいので時間はかかると思いますが、徐々に歪みが整うとともに症状も軽くなっていくと思います。」
「そうですか～。わかりました。」
週に1度の調整を3回して4度目にお越しになられた時には、
「前回は終わって直ぐには何にもわからなかったのですが、家に帰ってからは大分痛みが取れました～。今も痛みはありますが軽くなっています～。」
と嬉しい報告を受け、その日も調整。歪みを確認している最中に
「この手は魔法の手なんですか～？」
とおもしろい質問がありました。
「いえいえ～、普通の手ですよ（笑）」
「でもこっち押したりあっち押したりして痛みを取っていくんでしょう？魔法の手ですよね？」
「ＨＳＴIは普遍的な理論で構成されていて、それに則って調整しているんですよ～。症状を聞いて、歪みを見つけたら法則と照らし合わせて原因箇所を絞り込むんです。そして原因箇所がここだ！と決まったら歪みを戻す様にそこに器械をセットするんです。」
「そうなんですか～！」
器械でのセットは押されている感覚もあまりなく、心地良いいようですので、圧痛で歪みの確認をする時に調整していると勘違いしていたようでした。この日の調整終了後、
「そうね～、今日はあんまりわからないわ～。前みたいに家に帰ってから変わるかしら～。」
と次回のご予約を入れてお帰りになられました。その次の予約の3日前に娘さんから電話がありました。
娘「こんにちは～。お陰さまで母の背中の痛みは取れたみたいで、背中がもう痛くないって喜んでいます～！！なので、申し訳ないのですご次回の予約を変更させてください～。その日は私一人で伺いますのでお願いします！」
「そうですか～！よかったです（＾－＾）どうぞよろしくお伝えください。」
娘「わかりました。でも、本当に背中の痛みが取れてよかったです～。すごく喜んでいて用事を入れたみたいです。では後日一人で伺いますね～。」
その後お越しになられた時にお話を詳しく伺ったのですが、
「もう、元気になっちゃって～（笑）」
と背中の痛みもなくなり元気に生活できているようです。お母様の痛みが取れて家族の方々も嬉しいようで、喜びの連鎖がおきていました。
東京都渋谷区恵比寿 ＨＳＴI東京 骨格調整所 櫻澤 健二
