帝王切開と額の打撲がぎっくり腰の元々の原因だった!!

「年に1〜2回ぎっくり腰になります。2週間前にも軽いぎっくり腰を起こしマッサージを受けたのですが痛みが残ってました。そして1週間前にストッキングを履こうと片足立ちをした際にぎっくり腰を起こしてしまいました。歩けない程ではありませんでしたが、現在も左腰にぎっくり腰の痛みが残っており、床に座ったり、しゃがんだりすると痛みが増します」
 
と今回も含めぎっくり腰を何年も繰り返しています。

さらに慢性的に肩こり、首痛、頭痛、股関節の違和感、昼間の眠気、下腹部の鈍痛などのあるようです。 
 
 
打撲歴と出産時状態をうかがうと
 
打撲歴 
4歳頃  おんぶしてもらっていた状態から地面に落ち、石におでこをぶつける。
9歳頃  自転車で転倒し鎖骨をハンドルにぶつける。
16歳頃 階段で滑って転びお尻を階段に強打した。
 
さっそく骨の歪みをチェックします。ぎっくり腰が一番起こりやすい箇所仙骨1番の中央付近に大きな歪みがありました。さらに仙骨2番5番と尾骨が大きく歪んでいました。この歪みは16歳頃の階段での転倒時に歪んだと思われます。
 
仙骨 1番2番の歪みはうつ伏せで揺すった後歪みが小さくなったので、頭蓋骨もさらにチェックしました。やはり帝王切開だということで、頭蓋骨が広がっているようです。

以前にも書きましたが、出産時母親の産道を通ってないので、頭蓋骨が絞まってしないんです。

 
さらにおでこの中央付近に傷と歪みがありました。たぶんこれが4歳時の地面に落ちて石におでこぶつけた時に出来た歪みでしょう。
 
調整に入り仙骨5番と尾骨の調整。顔面骨の額の部分調整。開いている頭蓋骨を閉じました。
 
帝王切開により緩んでいた頭蓋骨に4歳のとき、おでこを石にぶつける事により通常おでこを打った状態よりも顔面骨が歪んでしまい、そのバランスを取って仙骨が歪んでしまったようです。

普段は痛みが出る程の歪みではなくても、疲労が続いて腰周りの筋肉が硬直し仙骨の歪みが大きくなった時に、ぎっくり腰を起こしていたようです。その為何度も繰り返しぎっくり腰を起こしていたようです。
 
 
調整が終わるとAさん
「腰が楽です。ぎっくり腰は完全に良くなっています。ありがとうございます」
 
「慢性的な症状と今後ぎっくり腰を繰り返さないように、他の歪みも調整しましょうね」
 
Aさん
「はい、通いたいと思います」
 
その後も定期的に調整に来られ、ぎっくり腰は改善され、他の慢性的な症状も徐々に改善されてるようです。


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