「なにかの拍子に首がコキッとなって、それからむちうち症のような違和感が」
左に向くと、右側の首~肩のあたりが、ひっかかってるような感じだそうです。
バレーボールをなさっていて、右腕をふりかぶすことは、毎日。
過去に、衝突事故で、むち打ちの経験もありました。
確認しますと、頸椎6番が、左に寄っていて、下方変異しています。
まず、頸椎から整えます。 そして、後頭骨にも大きく出ている6番の調整。
「首のせいか肩も凝っている感じ。背中も痛い。」 とおっしゃっていましたので肩から肋骨の確認。
肩と繋がっている肋骨2番のゆがみが大きく、右上がりで内側に入っていくゆがみになっていました。
が、肋骨6番を手技で軽く確認すると、右にあがって寄っている体のゆがみが大きくもどってきます。
肋骨6番の調整をしていきました。後方、前方で、器械をセット。
終了後、肋骨2番の大きく傾いていたゆがみもとれ、右上りの体幹が、だいぶ整いました。
「(首、縦横に動かしながら)あー、首の痛みとれています。(肩も上げ下げ)だいぶ、楽になりました。スッキリしています。」
最後、尾骨を整え終了。
むち打ち症、肩コリ、背中の痛みは、無くなりました。
「体が軽くなりました。シップより良いですね。」
「そうですね、シップはその時の鎮痛ですからね。骨をもどして痛みがとれるスッキリ感とは、全然違いますよね。」
身体がスッキリしたのを体感されて、色々なケガを思い出していただきました。
手の指のけが、足のけが、4つも出てきました。
「あー、それで、○○さんのどこどこのゆがみがあるんですねー」
と言いますと
「手の指まで関係するのですか?」 と驚いた様子でした。
「はい、人の体は、全てでバランスをとっていますので、手の指の骨でも、対応して体の部分でゆがみをつくってしまいます。ケガをした骨の調整は重要ですので、思い出してくれて良かったです。」
次回以降の調整ポイントが明確になりました。
HSTI骨格調整センター・コア 外間尚子