転んで膝をぶつけてしまった6歳の子。
屈伸すると、膝の痛みが出るそうです。
怪我したばかりの膝、と、足全体のゆがみをとったら、嬉しいことが起きました。
「娘が転んで膝をぶつけてしまったらしく、膝が痛いといいます。」
常連のお客様の娘さん6歳、たまたま付添いで来ていましたが、急遽みることになりました。
「どうやったら痛い?」
「うんと、、、(膝を曲げようとして途中)痛い。こんなやって、曲げる時痛い。(曲げてるのを伸ばしながら)これも痛い。」
どうやら、屈伸で痛みが走るようでした。
膝は、大きくすりむいた痕と、打撲で青黒くなっていました。
膝が大きく内側に向いてしまい、膝蓋骨の形もいびつです。
伴って、大腿骨、ヒ骨、ケイ骨、仙骨のゆがみも大きくでています。
ぶつけた膝の形を整えるよう、少しづづ戻していきます。
大腿骨とヒ骨、ケイ骨と膝、と合わせながら、元の位置に戻していきました。
また、仙骨、股関節も大きなゆがみからとっていきます。
30分後、確認してみます。
「どう?足曲げるの痛い?」
足を曲げます。
「うんと、こっちが痛い。」 と、傷口をさわります。
「そうだね、そこはすりむいちゃってるから、痛いね。曲げる時の痛いのは無くなった?」
「うん、、、さっきのとは違う、ひざの後ろとかは痛くない。」
「けど、ここが痛い。」 と、また傷口を触ります。
「さすがに、骨をもどすだけで、擦り傷まではなおせないんだよね(苦笑)
足曲げる時の痛さが無ければ、大丈夫そうだね。」
数日後、
「あのね、かけっこで2番だったよ!」
と、会った途端、話してきました。
「走ってて1人抜いたんだよ!」
とーっても嬉しそうに話してくれます。
怪我して痛かったことはスッカリ忘れたようです。
走るのがずっと遅く、いつもどんじりだった子が、
運動会のかけっこの練習で、ビリッケツじゃ無かったとのこと。
怪我の功名で、足のゆがみをとったのも影響していそうです。
かけっこ嫌いだった子が、かけっこ愉しみの子に変身しました。
沖縄県中頭郡北谷町 HSTI骨格調整センター・コア 外間尚子