幼なじみのKさんからメールが届き 「数日前から首がおかしいんだけど..こんな症状もみてもらえるの?」と首の痛みを訴えています。 「もちろん!調整出来るからすぐに来て」と予約をいれてもらいました。腰痛をもった娘は以前に通わせていたのに 急な首の痛みに不安になり慌ててメールをしてきたようです。
右頚椎の3番4番あたりに痛みを訴えているKさん 詳しく話を聞くと「2日くらい前から首の右側が痛くてさー下を向いて左に傾けると痛いんだよねー特に何もしていないんだけど....」
「そうか~どれどれ見せてー」頚椎を確認します。2日前から首の痛みがあるようですが 首の付け根 頚椎1番2番のゆがみが大きいようです。
Kさんと私は幼稚園の頃から一緒でよく遊びました。本人は「怪我とか打撲はあまりないよー」 カルテにも「ナシ」と自信を持って書いてありましたが かなりのおてんばさんだったので 後々思い出してくれるだろうと施術をはじめます。
頭部から確認すると側頭骨 左後方変異 頚椎左後方変異 肋骨左後方変異 仙骨のみ右後方変異 上半身全体が左後方にゆがんでいて おしりが右後方にゆがんでいる状態です。
身体がねじれ バランスがおかしい...「Kさん 身体の右側ぶつけた覚えはない? 長時間同じ体制で何かやったとか?」
「ん...もしかしてパソコンかな...椅子に座らずに膝をついて テーブルに肘をついて ふと気付いたら結構長い時間パソコンに向かっていたけど これも原因になるの?」
「うん あるかもしれない どんな体勢?詳しく教えて。」
こうして こうしてと話を聞きながら 身体を確認すると 膝をつく→膝は仙骨1番と関係→腰椎1番→肋骨1番→頚椎1番と関係します。
Kさんの首の痛みは頚椎1番と2番でした。なるほどこれが原因かもしれない!調整する場所を絞り込みます。
側頭骨左後方を戻し 頚椎1番 仙骨1番 肋骨12番 身体のねじれをとり 頚椎2番 肋骨2番を戻します。調整後 頚椎のゆがみを確認すると 痛みは少し残っていますが 左後方にゆがんでいたからだのゆがみは真っ直ぐになっています。
でも来た時より だいぶ楽になったと帰られました。
≪2回目の調整≫
「Kさん 首の痛みはどう?まだ痛む?」
「ん~まだ少しだけある感じがするけど、前みたいな痛みじゃない。右の肩甲骨あたりも少し変かな~」
まだ少し頚椎右側に痛みがあるようですが、初回の身体の大きなゆがみはありません。頚椎を確認すると頚椎2番に痛みが残り 頚椎1番の痛みはないようです。頚椎2番の右前方変異を確認すると 「アッ これこれ これが痛い」と痛みがハッキリしています。
右肩甲骨の痛みも肋骨1番から肋骨4番までの右前方変異しているので 頚椎と同様 戻していきます。
頚椎2番 左後方変異 肋骨2番左後方変異 同じく頚椎2 肋骨3番 頚椎2 肋骨4番 後頭部左後方下がりを戻し施術終了。
「Kさん どう~?」
「あれっ 痛くない! 首を下に向けても傾けても痛くない~不思議だね~ 楽~。寝てただけなのに痛みとれるんだ~娘が調整しに行きたい行きたいって言うから どんなものかって思っていたけど楽になるね~」
「首の痛み取れて楽になった~? 良かったぁ。もしかして半信半疑だった?娘が調整しに行きたいって言うのが分かったでしょ~」(笑)
「うん とても分かった! 下の子も少し手が離れたし 自分の時間も出来るから 自分へのご褒美として身体整えようかな~」
「こんな細い身体で4人も育てましたね 頑張りました!まだまだこれからだから 身体メンテナンスしないとね 私にまかせて!」
Kさん 今までは何かあるとすぐ病院に駆け込んで検査や通院をしていたようですが 骨格調整でこんなにスッキリ痛みが取れるとは思っていなかったようです。
私も身近な幼馴染を調整出来て 骨格調整士になって良かった~と思いました。
沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 兼箇段 禎美