友人に紹介され、肋骨の痛み(側面の痛み)をお持ちのAさん40代女性の症例が改善した記事をご紹介したいと思います。
ご本人は意識されていませんでしたが、一般的 神経痛、肋間神経痛と呼ばれる症状がございましたので、このカテゴリで記載させて頂きます。
Aさんは以前からHSTI骨格調整法を「あなたこそ受けるべきだわ」と勧められていたそうですが、なかなか足が向かわずにいたそうです。今回当店がオープンしたというお話を耳にされ来所して頂きました。
お医者さまからは、ぜんそくにより咳を繰り返し、肋骨を疲労骨折し、アレルギーによる肺炎をおこしたということを伝えられた経歴があります。最近肺の中を水で洗浄するという治療を受けたそうです。しかし、Aさんが訴える「肋骨の痛みに関してはあまり詳しく診てくれないんです、『以前の肺炎による痕跡でしょう』と言われるだけです」とおっしゃっていました。
ということで、骨のことならお任せくださいと言わんばかりにお体の骨の状態を詳しく確認していきました。
肋骨5番の中の左外側の部分でへこみがあり、この部分から痛みが出ていることがわかりました。
喘息の咳によりここが疲労骨折したということで要チェックです。
Aさんのコメントの中に「頭がすっきりしない」というお話と、「今年に入ってからですけど、日に当たると原因不明の発疹が起きています、2月と4月と5月です。ステロイドの副作用から肌が荒れてしまい、7月と8月は入院しました」ということを伺いました。そして20代前半の頃に事故歴の中に追突されむち打ち症になった事があるというエピソードまで教えて頂きました。
お肌に関しては4番という骨に関連する歪みに関連することがございます。車の追突事故においても、体に外傷はなかったそうですが、むち打ち症がでたほどの衝撃を考えると側頭骨にはかなりの歪みが生じていると予想されます。私は頭骨の中での4番に相当する側頭骨の歪みに着目しました。
そして、側頭骨の中にある肋骨5番に対応する骨の場所の大きな歪みを確認しました。頭がすっきりしないし、肌が荒れて、追突されてしまったということから、私は頭部の骨に原因があると判断し、側頭骨の施術からスタートすることにしました。
症状を結果と捉え、原因は骨の歪みに追い求めるという考えから導きだした私なりの答えでした。
側頭骨と頭頂骨にHSTIのGテクニックにより施術を行い、10分ほど経過したあとで、体全体に揺らしを加えました。
その時点で肋骨の痛みの有無を確認し、「痛みに変化はありますか?」と聞きましたところ
「あれっ!?無い!どこでしたっけ?うぅぅむ?あれどこでした?」とおっしゃるので
私が痛みがでていた部分に触れて確認しましたところ、
「あぁっ、ほんとだ!ここだ、痛くないです」。
私の方でまだ不十分だと感じていたので再確認するために歪みのでている方向に少し押してさしあげましたら、
「すこし違和感を感じましたけど、ほとんど無いです。すごい、私友達にお礼しなくちゃ」っというようなニュアンスのお言葉を頂きました。
その後、ご本人の記憶が蘇り、「実ははここ、複雑骨折していたことがあります・・・」。
私は納得し、頭部の施術である程度おさまった痛みと歪みを微調整するために直接肋骨5番の変形の施術を致しました。施術後に痛みの確認をさせて頂いたところ「全くないです、すごい。先生ありがとうございます」とありがたいコメント。
私も納得の施術ができたと感じていましたが、再発の恐れを極力おさえるために、Gマスターテクニックによる肋骨弛緩法を用いて本日最後のセットを致しました。最後ににっこり笑って頂き、HSTI骨格調整所 月の庭に併設されて雑貨部屋と美容室ムーンエクリプス内を雰囲気を味わっておられるようでした。
今回も他の肋骨の痛み(肋間神経痛)でお悩みの方にお役に立てたらと思い、Aさんの症例を記載させて頂きました。ありがとうございました。
沖縄県中頭郡北中城村
HSTI骨格調整所 月の庭 當山 貴史
hsti.tsukinoniwa@gmail.com
098-989-9456