何度トイレに行ってもまたすぐに行きたくなる症状、頻尿ってとても困ります。お仕事中や映画鑑賞中、プライベートでお友達とカフェでひとときを過ごす時等、いつでもトイレの場所が気になるし、頻繁にトイレに行くことの気恥ずかしさ、水分を摂取することを避けたくなるくらい本人にとっては大きな問題です。今回は頻尿の改善例をご紹介致します。
いつも一時間に一回くらいの割合(時にはもっと短い間隔)でお手洗いに足を運び、少量の用を足し、一日に何度もトイレに行くことがおっくう。そんな頻尿で悩まされる那覇市在住の40代女性Aさん。ご本人にとっては、とてもやっかいな症状です。
通勤通学の時のバスや電車、車での移動中、飛行機でのフライト中、旅行、団体行動、コンサート会場や映画館での鑑賞など例をあげるときりがありませんが、自宅にいれば人目を気にすることもありませんが、外出時には何度もトイレに行くうちに「大丈夫ですか?」などときかれてしまうことに自己嫌悪になることもありますよね。
そんな似たような症状に悩まされる方々に、少しでもお役にたてるかと思いAさんに許可をとった上で本ブログを綴っております。
Aさんは、肩こり、偏頭痛、冷え性、左脚がつりやすい、肌荒れ、静電気を帯びやすい、顎の違和感があったこともあるというようなたくさんの症状をお持ちです。これらの症状はHSTI骨格調整法において 骨の番号で4番という骨の歪みに関連するものとされています。
ですからカルテを読ませて頂き、打撲歴を尋ねながらどこの骨を調整すべきかを私たち骨格調整士は体を触る前からおおよその予測をつけて行く事が可能なのです。
Aさんは、打撲歴として22歳の時に、時速40キロほどで車を運転中に、右前方の電信柱に衝突する自損事故を起こした経験があります。この事故により体全体で衝撃を吸収した結果、頭の側頭骨を主とする体全体に存在4番に関連する骨々に歪みが生じてしまったのでしょう。
こうした背景から、二回に渡る来所のうちに側頭骨、頸椎、腸骨、仙骨、大腿骨、肋骨を施術していきました。
二回目の来所時に、「最近頻尿が軽くなってきています」とのコメントを頂いておりましたが、私がたてた歪みを調整していくプランはまだ途中段階でしたので、参考程度に受け止めておりました。
2週間に一回のペースで通って頂き、今日が三回目の来所日となりました。
「最近体調はいかがですか?」の問いに
「トイレは一時間に一回行っていたのが、いまは午前中に一回程度まで減りました。とても楽です。」
「偏頭痛はいかがですか?」の問いには、「ここに通う前はありましたが、いまはなくなりました。不思議です、今まで自分の体の歪みがあるかないかなんてまったくわからなかったんですけど、調整していく度に楽になっていくのでほんとにおもしろいです。」というようなニュアンスの言葉を頂き、今日の施術に入っていきました。
今日もプランの続きを遂行していったのですが、お帰りの際にご自分の大腿骨の痛みが消えたことと、足首の歪みが左右対称に近づいたことに喜んで頂き「すごい、ほんとに治るんですね、不思議ぃ〜、肋骨も左がさがっている感じがあったのが、今はきちんといい所にある感じがします。楽です!」というお言葉を頂きました。
来所当時にカルテに記入して頂いた症状がすでに3つは改善されています。このブログを読んで頂き、Aさんのような症状をお持ちの方々に少しでもお役に立てることを願い、Aさんの改善例第一話をここまでとさせて頂きます。 つづく
沖縄県中頭郡北中城村 HSTI骨格調整所 月の庭 當山 貴史
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