沖縄県警でお仕事をされているAさんは10日前から右耳でキーンという耳鳴りがするようになりました。その後、色々調べて骨格調整というものがあることを知り、ここシャトル・ケアにいらっしゃいました。
今回はAさんが2回目の調整にいらっしゃった時に「左の首の重たい感じは無くなっています。」とご報告いただいた首痛に関する症例です。
土曜日の午前中にAさんは初回の調整にいらっしゃいました。症状を伺うと10日前から耳鳴りがするようになったということですが、10日前に耳鳴りの原因となる骨格がゆがむ事故や怪我は特に無いとのことでした。
スクリーニングシートには20数年前に顎を正面から蹴られてむち打ちになったと書いてあり、また長年左首痛と左肩痛があると書いてありましたので、頭、顎、首、肩にゆがみがあることがわかりました。
さっそくお顔を前後左右に動かしていただくと、前に傾ける時と、左を向く時、左に傾ける時に左肩に違和感を感じられました。その後に身体のゆがみを立位、座位、うつぶせで確認すると頚椎にゆがみが残りました。
頚椎4番は左後方に、頚椎7番は右後方に互い違いにゆがんでいました。初回はうつぶせで頚椎4番と7番の互い違いのゆがみをじんわりと調整し、
「Aさん 立って確認しましょう。」
立っていただいてお顔をいろんな方向に動かしていただきます。
「Aさん どうですか?」
「こうすると まだこのあたり(左肩)に違和感があります。」
Aさんは左に向く時と、左に傾ける時に左肩に違和感が残りました。そして右肩が後方にゆがんでいるのをあおむけでじんわりと調整して初回の調整が終わりました。
それから翌週の土曜の午前中にAさんが2回目の調整にいらっしゃいました。
「Aさん あれからどんな感じですか?」
「この前の調整の次の日に耳鳴りが大きくなったんですが、それからは小さくなっていて、前よりは耳鳴りが小さくなっている感じがします。それと左の首の重たい感じは無くなっています。」
と初回の調整で首痛、肩痛が改善されました。