「首が痛くて、今日みてもらえませんか?」 と、いらっしゃったお客様。
激しい首の痛みで、首に湿布を貼っていたら、たまたま家に遊びに来た妹さんに勧められ来店されました。
「転んでしまって、お尻と頭を思いっきり打ってしまったのよね。」
それが1週間前の出来事だとおっしゃいます。
「転んでから、日に日に首の痛みが激しくなってきて、昨夜は首の両脇に湿布を貼って寝たのよ。そうしないと、痛みで寝れなくて。」
「頭ぶつけて、吐き気やめまい等、変わったことは無いですか?」
「無いのよ。頭ぶつけたってのは気にはなるけど、気分悪いって事も頭痛もないし、何もないから病院行っても、ねー、頭は何も痛くないからねー(笑)ただ、この首が、もーーーどうにもならない程痛くて。妹に聞いて早速電話したのよ。」
頭もお尻もすごい衝撃だったのか、ぶつけた痕がハッキリとしていて、ぶつけたであろうと思われる箇所を触ると痛みも感じました。
痛みを訴えている首は、頭をぶつけた衝撃で、むちうちのようになったかと思われます。
まず、クルッと回転してしまっている股関節を戻しながら、思いっきり上に上がってしまった仙骨をおろします。
首は頚椎6番の左上方変位だけとりのぞき、頭部の調整を施しました。
ゆがみが大きく分散していましたが、足腰は大きなゆがみをとり、
一番気になっている首の痛みを取るため、頭の調整を細かくさせてもらいました。
「どうですか?」
首を上下左右にふり
「そうね、良くなってはいるみたい。まだ、違和感はあるけど、さっきみたいな痛さは無いわ。」
数日後
「首の痛みは、すっかり取れているの。良かったわー。」
という言葉を頂き、ホッとしました。
「大事にいたらなくて良かったです。転んでゆがんでしまった部分は、きちんと戻していきましょうね。」
足腰の調整、頭部の調整は、まだ継続中です。