印刷業の営業をされている60代男性Aさんは1年前から腰の右側に痛みがでるようになりました。病院で検査したところ腰椎椎間板ヘルニアと診断され、腰の牽引や電気治療を続けているのですが、なかなか改善しないのでここシャトル・ケアに通われることになりました。
車の運転をすることが多いAさんは立っていても腰椎4番と5番の右側に痛みがありました。確認すると腰椎の4番と5番の右側が前にずれてゆがみ、骨が神経を圧迫していました。特に後屈する時が痛いとのことでした。
車の中でダッシュボードに右足を乗せることで腰椎の右側が前方に慢性的にゆがみ、ぎっくり腰を起こしたことで腰椎4番と5番が大きくゆがんだからでした。
初回の調整は特に痛みを感じる腰椎4番のゆがみを重点に側頭骨、肋骨、仙骨の4-7-11ラインでじんわりと調整しました。最後に後屈していただくと、Aさんから「軽くなってます!」とおっしゃっていただけました。
そして、アドバイスとして痛みがでる腰椎の右側を押すと骨がまたゆがみ痛くなるので、押さないようにお願いし、また骨のゆがみをほぐす『腰回し』も伝えました。
それから週に1回のペースで通われたAさん。調整箇所は腰椎の4番と5番の調整が重点でした。腰椎の右側が前方にゆがんでいるだけではなく、横ずれもしていました。骨格調整のラインは4-7-11と1-5-10。
現在6回の調整が済んだAさんは初回と比べて腰椎の右側の前方ゆがみが小さくなって、
Aさんから「腰がかなり良くなっている」とお言葉をいただいております。
今回は腰椎椎間板ヘルニアの痛みが改善された症例でした。