浦添市経塚の１児の母である20代女性のAさんは妊娠4カ月。出産前のうつ伏せになれるうちに左足のしびれと痛み、尾骨痛を改善したいとのことでいらっしゃいました。
Aさんは中学のころに腰椎から尾骨までが全体的に痛くなり始めて、高校の頃からは左足のしびれと痛みが出始め現在に至っているそうです。
今ではそれが悪化して普通に生活していても左足がしびれて痛く、尾骨はくしゃみするだけで痛いとのことでした。
Aさんは中学３年間ハンドボールをやっていて、左足首靭帯２回、右足首靭帯１回損傷しているとのことでした。確認すると両足首が内向きになっていました。
お仕事はアイスクリームの販売をしているそうで、立っていることが多いとのこと。足首のゆがみが左足のしびれといたみ、尾骨痛に影響しているようでした。
出産状況は自然分娩ですが、色々な物を飲み込んだ状態だったそうで、しばらくは保育器に入って育ったそうです。保育器に入って育つと片方を向いていることが多く、頭部の左右どちらかが凹んでいたりして、頭部がアンバランスな時があります。
怪我歴と出産状況を元にしてAさんの頭部と骨盤、足のゆがみを入念に確認しました。すると頭部はそれほど大きなゆがみはなく、特にゆがみがあったのは左足の内旋のねじれとそれによる骨盤全体のゆがみでした。
初回と2回目の調整は両足首と左大腿骨、両大転子、尾骨、仙骨をじんわりとうつぶせで骨盤矯正しました。
調整を受けに来て頂く方にいつもお願いしていることがあります。それはしびれや痛みのある箇所をグイグイ押したり強く揉んだりしないことです。今回もAさんにそのことを伝えておきました。
そして３回目にいらしたAさんから｢前は普通にしていても足がしびれて痛かったんですが、最近はたまにしびれて痛くなるくらいです。｣と嬉しいご報告をいただきました。
この日は仙骨、大腿骨頭、側頭骨の調整をしました。施術後に前屈、後屈の確認をしていただくと尾骨の痛みも軽くなっておりました。
