「従姉妹が2ヶ月前に出産したんですが、背中と腰が痛いというので宜しくお願いします。」とお客様からの紹介で来店された 読谷村在住のMさん
Mさんは8歳 6歳 4歳 2ヶ月のお子さんのいる 子育て真っ最中のママです。
妊娠7ヶ月頃に腰痛になり 産婦人科でマッサージを受けたら 楽になって出産を迎えたようですが 授乳や同じ体勢での抱っこが背中の痛み(左肩甲骨の痛み)と右腰の痛みとなり 身体がキツクなっているようです。
「妊婦の時に 余りにも腰が痛くて...痛みで初めて泣きましたよ(笑) でもマタニティマッサージで腰をやってもらったら楽になったんだけど
やっぱり 授乳とかあるから また産後痛くなってきちゃって、でも今一番痛いのは左の背中なんです。」
手で肩甲骨を触りながら 痛む場所を教えてくれました。
「Mさん授乳の時とか いつも抱っこする時は赤ちゃんどこに抱っこしますか?」
「左が多いです」
「添い寝する時はどこ向きですか?」
「右向きです」
1日2.3時間おきに授乳の為に座り 赤ちゃんを抱っこして1時間授乳 ママは大変です。
日常の生活の中でも 同じ姿勢が身体がきつくする原因となることもあるので この情報はとても大事です。
幼い頃の打撲 怪我もゆがみの原因となります。
4歳 ブランコで遊んでいて 後ろにひっくり返り後頭部を強く打った。
中学 バレーボールでレシーブしたら 前に滑らず 床に手を着いて グギッと右肩脱臼した。
高校 バイト先で重い荷物を持とうとして中腰になったらぎっくり腰になった。
立位で確認
頭部 側頭骨 右前方下がり 右耳がさがっている 顎にもゆがみがあり 額関節も痛くなった事がある。
肩 右前方下がり 痛みを訴えている左肩甲骨よりも右側の方がゆがみが大きく痛みもあります。
腰 右前方下がり 右股関節痛みあり 骨頭も前方へ 仙骨全体 右前方にゆがみあり。
立位 座位ではゆがみは変わらず うつ伏せになると 全体的にゆがみが小さくなり さらに身体をゆらすことでゆがみがもっと小さくなりました。
「Mさん さっき痛かった肋骨 まだ痛みありますか?」
「あれっ ないです 痛かったですよねー? 無くなってる。」
「ん?これは立位 座位に関係する 下半身に何か原因があるはず!」と足を細かく確認します。 ありました!膝下のゆがみです。
「Mさん バレーボールで捻挫はありましたか?」
「憶えてないけど 多分両足捻挫あったと思います。」
右股関節 大腿骨 脛骨 腓骨 両足にゆがみが多く 身体全体のバランスをくずしています。
ゆがみの大きい頭部→腸骨 股関節 脛骨 腓骨→肋骨を調整して終了。
ベットから起き上がるときに
「来た時と全然違う~身体が軽い~ 足が超軽い!」と嬉しそうです。
頭部の耳の高さは揃いましたが側頭骨の前後のゆがみと顎のゆがみはまだ少し残っています。
右腰痛はもうありません。
一番痛いと訴えていた左肩甲骨の痛みも小さくなりましたが 過去に右肩脱臼の衝撃があるので今後 細かい調整が必要です。
身体のゆがみを ふるいにかけるように大きいゆがみから戻していくことで ゆがみはどんどん小さくなり 身体全体が真っ直ぐになっていきます。
Mさん 背中の痛みも軽くなり 授乳も子育ても楽になるでしょう。
沖縄県浦添市 HSTI骨格調整シャトル・ケア 兼箇段 禎美