50年前痛めた肩 時々起きる痛みとしびれが無くなり 孫とボール投げが出来る様になりました。

お隣にお住まいのAさん 以前 左股関節痛で改善され 症例 http://www.hstp.org/cs/2011/05/post-327.html を紹介した方ですが、
その後 定期的に調整を受け だいぶ身体が整いました。

しばらくお休みをしていたのですが 「庭の手入れをすると時々右肩の痛みとしびれと
右股関節が変なので ひどくなる前に調整してもらおうと思って...」と来店されました。
 「右肩の痛みとしびれ 右股関節痛」 どちらも右側です。 

これまでも右肩の痛みとしびれはあり、肋骨や右肩の調整 頚椎 肩甲骨 
鎖骨の調整をすすめ 肋骨と肩の痛みはとれ 楽になっていたのですが、

「普段は全然大丈夫なんだけどねッ 時々ね 庭の手入れした時なんかに
痛みというか違和感みたいなのが出るんですね~」

手や腕を使うと痛みが時々出るとのことでした。

再度 原因となる過去の打撲を確認します。


10代 スキーで転倒 腰を打った。ストックが雪に刺さり 右肩に衝撃を受け肩が外れた。
     (以後肩が外れやすくなった)

30代 押入れに頭を強打 目から星が出るほど痛かった。

40代 滑って転び後頭部とお尻を強打。


時々起きる肩の痛みとしびれは スキーで転倒した時の打撲、「右側からの衝撃。」
股関節痛は転んだ時の骨盤と坐骨の打撲が考えられます。

でも以前に肋骨 肩 骨盤の調整は進んでいますが、時々痛みやしびれが出てくるということは
まだバランスを崩し調整が必要な箇所があると考え 確認していきます。


HSTI骨格調整では 立位 座位 伏せた状態で身体を確認、身体をゆらした後 
それでも残ったゆがみを調整していきますが、
Aさんお場合は立位でも伏せた状態でも頭部 側頭骨のゆがみが残ります

スキーで転倒した時の衝撃をイメージすると 肩 腕 腰はもちろん 頭部もむち打ちの様に
ガクンと揺らされたはずです。

Aさんの頭部は右後方下がり 左前方上がりのゆがみがあります。
右肩も過去の右側からの衝撃で右上がりです。

立位 座位 伏せた状態でも変化がありませんでした。
Aさんに鏡で 耳の位置(右下がり 左上がり) 右肩上がりを確認してもらいました。

「あら ほんとだ 自分で毎日鏡見ているのに気付かないものですね~
これがもどるんですか?」

「真っ直ぐになりますよ Aさん 頭が整ったら 身体全体がバランスとって
真っ直ぐになりますからね」 


「Gマスタープラス」「J の法則」という 新しく発見された方法で施術をすすめていきます。


側頭骨 下部の調整と左右の耳の位置がまっすぐになるように じんわりと頭部の調整をします

いつもなら施術中も起きてお話をしているAさんも スヤスヤ寝てしまいました
「Aさん 気分はどうですかぁ?」

「なんかね 気持ち良かった~ゆるむ感じでしたよ~」

施術終了後 Aさんの側頭骨を確認します。
施術前 右後方下がり 左前方上がりだった側頭骨が 耳の位置が水平になり整っています。
側頭骨が整ったと同時に何度か施術をし戻らなかった肩も水平になりました。

「Aさん 鏡で確認お願いしますね 耳の位置が水平になったのわかりますか?」

「はいはい さっきは右の耳が下がってましたよね あら ほんとねっ真っ直ぐ 
これまた戻ったりしないの?」

「大丈夫です 戻らないですよ 今日調整したバランスで身体が整っていきますから 
次回身体の感じを教えてくださいね」

Aさんは次回の予約を取られ帰宅されました。

<次の予約の日>

「前回の肩の痛みとしびれと股関節なんですが、その日はまだ少し違和感が
あったんです でも 翌日から無くなったんですよ。 
その日じゃなくて身体がほぐれたのかしら翌日から軽くなるんですね~」

「私 今まで この肩の痛みとしびれは一生残ったまんまで 
このまま付き合っていこうと思っていたんですね 
でも調整してもらってから肩の痛みが小さくなって もう無いんですよ。
孫とボール投げが出来るようになってね~
以前は肩があんまり上がらないから気をつけてて
ボールをコロコロ返すだけだったんです。今は投げて遊べるんです」
肩をグルグル回して見せてくれました。

「Aさん ボール投げれるようになったの~良かったー!」

頭部も肩も調整後 安定しています ベッドでのゆらしも 以前は身体が硬く 
引っかかりがあるようで 力を入れないと揺らす事が出来ませんでしたが 
今はスムーズに軽く揺れます。

前回の頭部の調整に関係する番地の肋骨 仙骨 大腿骨の調整をして終了。

かなり 身体がほぐれた感じが 本人も私自信も感じた結果でした。 

「Aさん お孫さんの相手をして無理なさらないでくださいね~」

「もう しばらく調整しなくても大丈夫みたいね(笑) ありがとうございました。」


身体に受けた衝撃は 全体でバランスをとり ゆがんだまま日常生活を送ります
数年経ち身体のゆがみは体の神経を圧迫し 痛みという信号で私たちに教えてくれます

頭から足先まで 身体はバランスをとりますが
Aさんの場合は衝撃を受けた肋骨 肩 腕 腰を何度調整しても完全に痛みやしびれは
取れませんでした。

残されたのは ゆがみの残った頭部でした。

頭部を整える事で身体のバランスがガラリと変わった Aさんの症例でした。











 





























 





 


 
 

HSTI症例カテゴリ