北谷町在住 専業主婦 60代女性Aさん。
腰痛ヘルニアもちで、去年の夏にひと月通われて以来の今回の来店となりました。
膝の痛みもありましたが、腰痛のほうをどうにかして欲しいとの事です。
びっこを引きながら腰も引けてる姿で来店されました。
右膝には、がっちりサポーターが巻かれていました。
「膝を悪くしてから、体重も.増加してきてね。腰痛がひどくなっている 。」
ご本人いわく、
以前の施術からいらっしゃらない間に、右膝が悪化し、松葉杖でないと歩けない状態だったそうです。急に動けなくなった、とのことでした。
病院では手術を勧められるも、内容が
「まず、膝を切って開いてみてからじゃないと、どうやるとかハッキリは言えない」
と、かなり曖昧な医師の説明だったようで
「切って開いて、じゃあ、何もなければ又閉じるわけ?意味わからんでしょ?」
とAさん。
「だから、手術はしません!って断ってね。リハビリをしながら自力でなおしたのよ~。」
すごい、パワーあるオバサマです。
「これでも膝は良くなってるのよ、それより、腰が痛くてどうしようもない。」
Aさん、後頭部に深い凹みのある傷があります。
これがOCB3~6にも及ぶ、とても大きな傷。又、お母さんの介護で転倒や打撲は多数。
いままで、ご病気ひとつ無く、元気で過ごしてこられたのが、信じがたいものでした。
全体的に楕円形の頭の形、お顔、後頭部は平っぺたく、横にのびています。
ほとんど頭部の調整をメインで進め、サポート的に肋骨下部や仙骨等を施していきました。
週に1~2回、11月から通い始め、少しづづ腰痛も回復へ向かってきていました。
そして先日
「今日、調子いかがですか?」
「今日ね~、とってもいいみたいよ♪」
「あっ、そうですか」
「うん、腰も痛くないよ。それでね、おっかしいのが、膝のサポート忘れてるさー(笑)いま、階段上がってくる時に『あれ、サポート忘れた』って。でも、膝も痛くないの。膝も良くなってるはずよ。」
「ほんっとに!?あー、とっても嬉しいです。良かった~。」
お顔の部分も後頭部も、ふっくら丸みは出てきて、OCBの傷もかなり小さくなってきましたが、まだ、深く残ってる部分があります。
まだまだ、調整は継続中ですが
「ほんっと、先月ここに来た時より、随分楽になってるのよ。ありがとうね。」
と嬉しいお言葉をいただきました。
体が楽になると、笑顔も増えます。
いらっしゃる度に愉しい会話をしくださるAさん。
いままで25年、お母さんの介護で、自分の身体も顧みず頑張ってきたAさん。
骨格士からみると、そんなに動ける?と敬服してしまうほどの骨のゆがみで、ここまできました。
ゆがみを一層して、頑張ってきたAさんをとーっても楽な体にしてあげたい!と心底想って、毎回集中施術です。(周囲からみると、『ゆんたく(おしゃべり)愉しそうだね』と思われているようですが・・・)