指先のしびれが改善、手術を回避 

ひさしぶりに来院されたSさん(富山県射水市在住、30代女性)。

主訴:右手の親指から薬指までの指先のしびれ。

現状:三ヶ月ほど前に突然指先がしびれはじめ、接骨院などに通ってみたがなかなか改善されない。病院ではしびれがおさまらない場合は手術した方がいいかもしれないと言われた。

立位で歪みを確認しながら、指先がしびれはじめる前に何かなかったかおうかがいしたところ、二つのヒントをいただきました。
1  ジムに行って背筋を鍛えるマシンをつかった後からしびれはじめたような気がする。
2  お風呂でシャワーを浴びる時、座っているとしびれが酷くなるので立って頭を洗っている。

座った状態で歪みを確認すると、立っている時よりも肋骨8番の歪みが大きくなりました。この事から骨盤に大きな歪みがある為に、座ると肋骨8がバランスをとって大きく歪み、指先のしびれが強くなるという事がわかりました。

更に歪みを確認していくと、左脚の腓骨にも歪みがあり、そこは歪みの大きい骨盤(仙骨3番が大きく歪んでいました。HSTIでは3番と8番の骨はバランスをとって歪むという法則があります。)と肋骨8と関連のある場所でした。Sさんは脚を鍛えるマシンでのトレーニングもしていました。

まずは体とバランスをとって歪んている後頭部の歪みから調整開始。次に骨盤、左脚、右の手のひらにある細かい歪みを調整。最後に肋骨を調整しました。

手のしびれと違和感が随分なくなり、「指先のしびれだけでなく首がすごく楽になった、手術しなくてよくて嬉しいです」と喜んでいただけました。



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