額の打撲の歪みを調整したら、坐骨神経痛と足のしびれが改善した。

海外在住の60代女性。日本に一時帰国する際に必ず来院し調整して戻られます。
 
「前回の帰国の時の調整で、むち打ちの首の痛みは改善し、現地でも快適でした。ありがとうございます。今回は坐骨神経痛の足のしびれの改善に来ました。よろしくお願いします」


 で紹介したとおり、腰痛とむち打ちの首の痛みがHSTI骨格調整で改善されています。
しかし、前回の調整で坐骨神経痛とそれに伴う足のしびれが残っていました。
 

「先生、今回も今日を含めてあと一回しか来れないんです。いつも無理を言ってすいません、今回もなんとかお願いします」
 
「はい、最善を尽くします」
 
「右の臀部が痛く、右の足のしびれが辛いんです。でも腰痛と首痛が無いだけ幸せです。先生に調整してもらえば絶対良くなると思います」
 
右の臀部という事で仙骨をチェック、仙骨3番に歪みがありました。さらに3-8のラインで歪みがありました。

調整は仙骨3番、肋骨3番8番、後頭骨と顔面骨の3番の部分、腰椎3番、これで3-8ラインが安定、立ち上がってもらいました。
 
「臀部の痛みが軽くなってる、足のしびれはまだありますが」
 
「やはりそうですか、2-6-9-12のラインが大きく歪みが出ているのでこれを調整するのに1時間では無理なので、次回は2回分の2時間お時間取れますか?」
 
「はい、そちらがよろしければお願いします」
 
当院では遠方などでなかなか通えない方に1度の来院で2回分、3回分の調整を受ける事が出来ます。
 

2日目
「だいぶ良くなってます。臀部全体の痛みが骨盤の右側上部だけになりました。しびれはまだあります」
 
「わかりました。さっそくチェックします」
 
やはり前回の最後に出ていた歪みがそのままありました。
2-6-9-12ラインです。
仙骨2番が大きく歪んでいます。
 
まず仙骨2番から調整しましたが15分間調整してもほとんど動かず歪んだままだったので、尾骨、肋骨2番、頚椎2番を先に調整。
しかしまだ仙骨2番は歪んだままでした。
もう一度2-6-9-12ラインを細かくチェックすると、額の2番の部分に1センチ程の爪の跡のような傷があり凹みもありました。
 
「ここ押すと痛いですか?」
 
「はい痛いです。そこ歪んでるんですか?」
 
「傷があり以前に打って歪んでしまっているようですね、ここのバランスを取ってあちこちに歪みが出ていると考えられますね」
 
「打った記憶はないのですが、押すと凄く痛いですね、気付きませんでした」
 
凹んだ額の反対側の後頭骨2番、顔面骨の2番、頭頂骨を調整。
これで仙骨2番が安定しました。
 
起きてもらうと
「先生、あら不思議、今のところ足のしびれないですね、坐骨神経痛も無いようです」
 
「これで、長い時間飛行機に乗っても大丈夫ですね」
 
「安心しました。今回もありがとうございます」

 

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