その他の症例 18年間も悩んでやっと笑えた家族とてんかんの症状

 膝が痛くてHSTI骨格調整所 月の庭に来所されたAさん70代女性元教諭(沖縄市在住)。知り合いの方が「歩き方が変わりましたね、膝は痛くないんですか?」きかれ「そうなのよ、腰痛の脚も痛くないの」という会話からHSTIの話が一人歩きし、Aさんに紹介されて来られたBさん。
 Bさんは、当店のカルテの病歴の項目に
「なしと言い切りたいのですが、高3の時にてんかんといわれてしまう」と書いて下さいました。日常生活は支障なくできるにも関わらす、突然やってくる発作におびえる生活。あまりの辛さにご自分でも認めたくなかったのでしょう。

Bさんは現在37歳の男性です。

自覚症状として、

首、鎖骨、左脇腹、そけい部、膝外側、左すね外側の全ての左側に不快感が目立つ

と書いてくださいました。

打撲歴は、車庫、約3メートルの高さから全身を伸ばした状態にして地面に落下するという遊びを中学生の時に試み、まったく膝でクッションを作らずに落下した経験があります。

20代の頃、自動車事故で顔面をガラスにぶつける大きな打撲もございます。

主訴であるてんかんの発作は高校3年の時に始まったそうです。

高校卒業後に数回就職するも、てんかんの発作により退職を余儀なくされ、次第に家庭で笑うことさえできなくなったそうです。

Bさんのお話を聞いていましたら、てんかんの発作が起こる前には必ず大腿骨や膝下に重い痛みのような違和感が生じるとのことでした。

この発作は20代の頃の自動車事故も影響はあるでしょうが、発作と打撲の前後関係からみると車庫からの落下が大きく影響しているであろうと推測できます。

全身の骨格をくまなくチェックしていきますと、頭頂骨、尾骨、肋骨全般、脚、足首のいたるところに歪みがみてとれます。交通事故の顔面打撲のせいか眉間にしわのような傷も残っています。

私がみたところ目の焦点も斜視とまではいきませんが、ややずれているようにみえていました。

 私が株式会社HSTIに在籍していた頃、幼い頃のてんかんの症状を克服した同僚Cさんと開発者 比嘉進氏とそのことについて話した事があり、てんかんの原因は11番という骨の歪みに起因するという事を私は思い出していました。

そして、体中の11番の歪みそして、関連する番号の骨をくまなくチェックしていきながら目の前のBさんの歪みと関連性を強く感じました。

左脚の腓骨に骨折した痕のような歪みがあります。

「Bさん、お手洗いが近いような症状はありませんか?たとえば頻尿だとか」とたずねると、Bさんは少し驚いた顔をされ
「はい、夜中に何度もおしっこに行くんです、もう寝れなくてとても嫌です、なぜわかったんですか?」というようなことをおっしゃいました。

実はこの11番という骨がゆがむと、肋骨11番のあたりで腎臓を圧迫してしまいます。その結果、何度もお手洗いに行く症状を私自身が経験し、それを元同僚(Cさん)に改善してもらったことがあることを話しました。

そして、Bさんも気になさっていた頭頂骨のちょうどてっぺんの部分にとんがったような歪みがあります。3メートルもの高さから全体重を膝を曲げずに着地したのですから、その衝撃は足下から体の中心である尾骨、腰椎、頸椎、頭頂骨にまで大きく伝わり、頭のてっぺんがとんがってしまう歪みがあっても不自然ではありません。

歪みのある頸椎や尾骨は、11番の歪みに比例する場所、HSTIで兄弟骨と呼ばれる場所に明確に確認できました。

 どこから施術をするかですが、脚からの打撲が強いのでそこから進めて行くのが原因療法の常套手段です。ですが、20年以上も前の歪みです。脚から頭部までかなり歪みが分散していったと考えられますし、打撲の瞬間に歪みは頭頂にまで及んだであろうと考え、頭部施術から行うことにしました。

Gマスター+という施術方法にあります「Jの法則」という方法を使い、側頭骨の下部を調整し、次にとんがってしまった頭頂骨の比例部分である、側頭骨の上部を施術。

そして顔面の上部と後頭骨の上部を細かく施術していき、初日は終了。

本日2回目の来所日でした。

Bさんが、こんなメモ書きを私にくださいました。

○受けた1日〜2日目
○左頭部のこれまでの感じが消えスッキリ
○左耳中がすっきり
○両目にまったく疲れ、違和感を感じなくなる
○背中もさっぱりスッキリ
○お腹もスッキリ
○お尻の違和感も完全にとれ、余裕で仰向けで寝ました。
○左膝からも痛みが消えました。
○少し動いただけで全身の体温が上がる。久しぶりに体験しました。
○イライラしなくなり、会話もすごくスムーズになった。

 Bさん初回から6日目で二度目の施術を行いましたが、てんかんの発作はまだ起きていないそうです。

今日は頸椎と尾骨、腓骨の調整と頭部の調整まで行う事ができました。

この施術の後、Bさんのお母様からメールが届きました。

よろしくお願いします  母です當山さんには ほんとに、ほんとに感謝しています 18年間の苦しみから 救われました。光の見えない毎日でした。少しでも具合が良くなればとの思いだったが、一回で、こんなにも素晴らしい結果になるとは、想像も出来なかった。今は薬と併用ですが、早く薬離れが出来るようになると思います考案者の先生にも ほんとに感謝です。いつの日か お会いしてお礼を言いたいです

まだまだやるべき事はありますが、喜んで頂けて私も嬉しいです。少し長くなりましたが、Bさんの経過は追々報告させて頂きます。

hsti.tsukinoniwa@gmail.com
098-989-9456



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