背中、肩の痛み、炎症も骨格調整で軽減

肩が痛いと母親に連れられ来店された中学生Aさん。
起きていても、横になっていても右肩と背中の真ん中が痛くてあまり眠れないと話されていました。

 テニス部に所属し部活動を頑張っているせいか、テニスのラケットを振り回す右腕、肩が炎症を起こしている状態でした。


打撲歴を伺うと、尻もちや、ねん挫、木から落ちて頭を強打するなど数多くあります。
チェックしていくと、頭部、仙骨、股間節にもゆがみがあり、肋骨は肩甲骨付近の2番、4番、6番、7番でゆがみが大きく出ていました。


うつ伏せになって揺らしをします。


「いたたた!痛いです!」


少しの揺らしでも、背中の真ん中に痛みが走ります。
頭部、肋骨2番、6番、仙骨、股関節にゆがみが残りました。


「たぶん肩の使い過ぎだと思うんですけど、身体を左右にねじったりすると、背中の真ん中が痛くなるし、右肩を上げたり後ろに回そうとするとビーンで痛みが走ります。」


「そうですね〜。練習頑張った証ですね。肩の使い過ぎももちろんなんですけど、小さい頃に木から落ちて頭も打っているし、尻もちもいっぱいしてるから、骨盤や頭がい骨のゆがみが残っています。そうすると、関連する肩甲骨も連動してゆがみを作ってしまうので、痛みや炎症が起こりやすくなっているだと思います。」


「え〜。やっぱり。。授業中座っていても、なんか身体がゆがんでいる気がしてすぐ腰も痛くなるんです。ゆがんでいたのは肩だけじゃなかったんだ。」


「そうですね。身体は全部繋がっているので、痛みの箇所だけがゆがんでいる訳ではないです。では調整していきましょうね。」


まずは、打撲した箇所、頭部を左右同じ高さ形にするように、大きく差のある2番を後頭部と、額、側頭骨を調整しました。
尻もちの影響か、尾骨のゆがみも大きく、股関節と一緒に調整。
最後に、バランスを取っていた肋骨の2番、6番を調整しました。


施術終了後、うつ伏せで再度揺らしをします。揺らすのは身体をリセットするためです。
さっきまで痛かった背中の真ん中の痛みがだいぶ消えていました。


「さっきと全然ちがう〜!痛くないです。」


起き上がってもらい、右肩を上げてもらいました。


「まだ少し痛みが残るけど、さっきよりは軽くなっています。」


肩の痛みは残るものの、背中の痛みが取れました。
この日は、ひとまず調整は終了。まだ痛みが続くようなら、近いうちに来て下さいと念を押し、4日後、Aさんのお母様から予約の電話がありました。


「この間の調整から、夜もぐっすり眠れたようです。ありがとうございます。肩の痛みしばらくはあったんですけど、今は無いみたいです。また痛みがでない様に調整お願いします。」


との連絡でした。肩の痛みはすぐには取れませんでしたが、背中の痛みの軽減と効果を実感できて良かったです。

 

沖縄県中頭郡北谷町 HSTI骨格調整センター・コア 上里 綾乃

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