友人の紹介でＨＳＴＩ骨格調整を知り ぜひ父も施術をして欲しいと相談がありました。
「うちの父 スポーツ大好きで７０歳まで若い人たちに混じってテニスをしたり 身体を
動かしていたんですね
２年ほど前から体調が悪くなって まったくスポーツも出来なくなって 家に引きこもっているんです。
私がみても身体のゆがみがあるので調整をしてもらって また少しずつウォーキングが
出来るようになってくれればいいなと思って...お願いします。」
浦添市在住の７０代 男性 Ｋさん 娘さんと来所されました。
ニコニコと笑顔で優しい顔をしたＫさん お元気そうに見えますが
数年前から 高血圧症 軽い脳梗塞 大動脈瘤 手術を受けるなど
身体の不調が出てきたそうです。
「自分は若い頃から スポーツ好きで身体を鍛えているから大丈夫だ！」と
過信があったようで ７０歳まで何時間もテニスをしたり毎日楽しく過ごしていたようです。
２年前に突然 意識がもうろうとして倒れ込み救急へ...検査では異常は無かったようですが
その後 ６回も同じ事が起き それ以来 身体を動かす事は辞めてしまったそうです。
現在はパーキンソンと診断を受け 自宅療養中。
思うように動かない自分の身体にもどかしさを感じていらっしゃるようです。
「あの頃みたいに若いのに混じってテニスもしたいけどね...
少しでも公園を歩いたり出来たらなーと思っています。」とＫさん
「身体を整えて 以前のように少しでも身体が動かせるようになればと思っています。」
という 娘さんの気持ちに答えられるようにと思いました。
自覚症状は
右後頭部の違和感 足のしびれ 冷え性 が強く感じる症状。
腰痛 偏頭痛 胃腸が弱い 耳が遠い 時々感じる症状。
学生の頃から 陸上競技 棒高跳び バレーボール テニスをしてきた身体だけあり
ガッチリとした身体つきですが、身体のゆがみは多く 頭部や下半身のゆがみは
特に大きくありました。
打撲歴は
学生の頃 バスケット試合中に人とぶつかる(胸を強打)
棒高跳びで棒が折れて 下に落下 お尻と身体を強打
スポーツで捻挫あり
あまり記憶していない。
顎が前に出て頭が左に傾き 背中が丸く猫背になっています
骨盤も左側にずれ 右足が前方にゆがみ 棒高飛びで身体を強打したと
思われるゆがみがみられます。
初回 施術前
立位 座位 伏せた状態で確認したあと 頭部 骨盤 仙骨の３番のラインに
ゆがみが残りました
Ｋさんは 右側後頭部に違和感を訴えており 頭部の調整から始めます。
右側頭骨 後方上がりをじんわりともどします
右前方にゆがんでいる骨盤 坐骨 仙骨３番 股関節 恥骨 大腿骨を調整。
肋骨８番を戻し 終了。
調整後 骨盤の位置が水平になり体のラインが変わってきました。
まだ 頭部と股関節 大腿骨にゆがみが大きく 次回の調整となります。
＜２回目の施術＞
初回調整後 身体の変化は感じなかったようですが、初回に比べ
左寄りだった骨盤の位置が中心にきています。
頭部のゆがみと前かがみの姿勢がまだあります。
過去の打撲や怪我などで頭部への衝撃は記憶にありませんが、沢山のスポーツを
こなしてきた Ｋさんは打撲や怪我の際に頭部にも大きな衝撃を受けたであろうと推測します。
ゆがみの大きく残った頭部の調整が必要だと考え Ｇマスター＋「Ｊ の法則」という
頭部調整法を使い 側頭骨下部の調整と 側頭骨の上部をじんわりと戻し 調整終了。
２回目終了後
前かがみの姿勢がすーっと伸び 側頭骨のバランスも真っ直ぐになってきました。
まだ 骨盤のゆがみはありますが 下半身のゆがみを調整すれば改善できそうです。
初回と２回目の写真を 付き添われている娘さんに 見ていただきました。
「うわっ まるで別人ですねー 身体がまっすぐになってる よかった～」と
喜んでいらっしゃいます。
ご本人は パーキンソン症で身体のこわばりを感じ 痛みや変化をあまり
感じられないようですが
初回 うつ伏せでのゆらしも ガチガチでゆれなかった身体が 少しずつほぐれ
ゆれはじめています。
後日
「お父さん 前かがみだった姿勢が変わって 歩く姿もスピードも以前と違うんです
変わりましたよ～
まだ 外に出て身体を動かすのは心配と言ってるけど もうちょっと頑張れば
リハビリにも行くようになると思います。宜しくお願いします。」と
娘さんからコメントを頂きました。
まだまだ 調整は続きますが Kさんの「少しでも公園を歩いたり出来たらなー」という
気持ちに答えられるよう調整させていただきます。
沖縄県浦添市 ＨＳＴＩ骨格調整シャトル・ケア 兼箇段 禎美
