半年ほど前から通われている3歳男児。
1歳の時にてんかんと診断され、お薬を飲んでいましたが、先月の検診で
「脳波に異常は無い」と診断されました。
その男の子のお話を紹介致します。
S君のお母さんから、「3歳の息子なんですが、みてもらいますでしょうか?」と
お電話を頂いたのは、昨年の夏頃でした。
施術その日、S君は警戒して、なかなか体、頭にさわることが出来ませんでした。
頭を触るのをとても嫌がりましたが、おもちゃやYoutubeなどをみせて、気をそらし
お母さんと、お父さんにも協力してもらい、すこしづつ頭のゆがみを整えていきました。
側頭骨の左側、こめかみから耳寄りの辺りがとても膨らんでいて、そこのゆがみが大きくて
そこを触られるのもとても嫌がりました。
打撲歴はそんなにたくさんは無く、ちょこちょことおでこなどを遊んでいてぶつけているくらいです。
施術開始から5回目くらいの時、スーパーのレジで口をぶつけたと言ってやってきました。
「お口ごっつンした所、いたいのいたいのとんでけ~しよう!」
と言って、やっと顔を触らせてもらい、顔のゆがみをよくチェックしてみると
鼻と、上顎骨が凹んでる感じがありました。
「お母さん、今日以外に鼻とか顔をベチャってぶつけてないですか?」
母「あ~そいえば!!赤ちゃんの時に抱っこしていて前から落っこちたことがあります」
「鼻とか、口のところぶつけてますか?」
母「こう、顔から前にぺちゃって感じだったんで、ぶつけてると思います。」
鼻と、上顎骨を前に出すように整えていくと、頭部全体が少しづつ柔らかくなってきました。
そして、左側頭部の膨らんでいる所も触っても嫌がらなくなりました。
それから、お母さんとお父さんにも
「今日は、こことここを押したのでおうちでここを調整してくださいね!」
と、手で頭をなでるように頭の調整法を伝えて、自宅でも頑張ってもらいました。
それから、「Jの法則」という新しい技術を用いて2回ほど側頭骨のおでこ付近の調整をしました。
その翌々週、施術に来たお母さんが
母「そういえば、この間、てんかんの脳波の検査をしにいったら、異常はないと言われました!」
「そうだったんですか~!良かったですね~」
てんかん検査での脳波のことは以前から気になっていたので、異常がなくなって私も本当に嬉しかったです。
てんかんの症状も一年ほどは出てないみたいですが
まだ、鼻水が足れるのと、左側の側頭骨のぽっこり膨らんでいる所があるので
もう少しがんばりましょうね!
大阪府堺市 HSTI大阪 骨格調整所 比嘉美央里