今回はメニエール病というめまい（回転性めまい)、難聴、頭痛などを伴う病気と診断された80代女性Aさん沖縄市在住の方の改善例をご紹介致します。
Aさんは娘さんに手を引かれてとても不安そうな表情でHSTI骨格調整所 月の庭にお見えになりました。
「先生、私めまいがひどくて、横を向くのも怖いんです。もぉ〜、どうしようかね先生、怖いさぁ〜」という不安げな表情と言葉の数々。
HSTIではお客様に立位、座位、腹臥位の体位になって頂き、骨の歪みをみつけていくことが多いのですが、Aさんは回転性のめまいを恐れてベッドに横たわることさえも一人ではできないような状態でした。
このような状況の中で、「Aさん、心配ないですよ〜、めまいはね、頭の横の骨(側頭骨)に歪みができると、そこと一緒に耳まで歪んでしまうと起こるんですよ。耳の中にカタツムリみたいな形の三半規管というところがあるんですけども、身体の水平か垂直かを判断する耳の石(耳石)がそこへ入っていってしまうとめまいがおこってしまうわけなんです。」
「あぁそうね〜、私の頭ゆがんでいるの？」
「う〜ん、そうですね〜、歪みがあります。頭ぶつけたことないですかぁ？」
「80年生きてるからもう覚えてないさぁ(笑)。」
「わかりました、それでは何か思い出したら僕に教えてくださいね〜、わかったらめまいが早くよくなるかもしれませんよ〜。」
始めは不安そうなAさんも会話を交わしながら徐々に笑顔を浮かべてくださいましたので、言葉をかけながらリラックスした雰囲気で歪みを確認していきました。
揺らすこともできないので、まずは側頭骨下部の歪みをJの法則というHSTIのGマスタープラスの中のテクニックでゆっくり調整していきました。
「はぁ〜、先生気持ちいいね〜、楽になるさぁ。」
次にゆっくりとサポートしながら仰向けに寝て頂きました。
「あらぁ〜、少し揺れてるよぉ〜、怖いさぁ、もう、先生、大丈夫かね？。」
少しめまいが落ち着いてからJの法則により頭部の施術を開始。70分の施術時間で頭部の身体の軸になるポイント施術5回に分けて、側頭骨、前頭骨、後頭骨という流れで施術していきました。
施術後、ベッドからAさんをゆっくり起こしました。その時
「先生、めまいがしないよ、あれ？ほんとにしないよ、ほらっ(笑)。」
「よかったですね、じゃあこうやっても大丈夫？。」
と申し上げAさんの両肩に手を添えてゆっくり前後に揺らしを加えました。
「うん、大丈夫よ、うれしい(涙付き)、先生、ありがとうね〜、はぁ〜、うれしいさぁ。」
「よかったですね、でも安心はできないよ、まだまだ頭の歪みは残ってますから次回も続きをやりましょうね。」
「はい、お願いしますぅ、はぁ〜、嬉しいさぁ、先生ありがとうね〜」といういい結果がでました。
翌週二回目の来所、「先生、一回だけめまいが出たんだけど、あれからもうないよ〜。」
その日も頭部の施術を続けていきました。
その翌週、「先生、一昨日めまいが出てしまってね、もう先生に会いたくて、一人で怖かったさぁ、もうどうしょう。」
「大丈夫ですよ、まだ頭部の施術は始めたばかりでここまで改善してるんだから、きめ細かく施術を続けていけばもっといい状態が安定して続くようになりますよ。心配しないでね。」
「ありがとう〜、先生、先生に大丈夫って言って欲しくてさぁ、私心配だったさぁ〜、はぁ〜、もうよかったぁ。」
この三回の施術により側頭骨、前頭骨、後頭骨の淵の部分の歪みを整えていきましたところ、4回目の来所時には
「先生、元気になっているよ〜、めまいはないよ〜、ほんとにありがとう。もう嬉しくて嬉しくて」と抱きつきそうな勢いで喜んで頂きました。
今年のバレンタインデーの一個目のチョコレートは、昭和12年生まれの方から頂きました(笑)。先日大正9年生まれのお客様の腰痛が改善したのですが、最近は大正、昭和初期生まれのガールフレンドが急増中でうちの妻も笑っています。
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