その他の症例 てんかんの症状Bさんの例 パート2

以前に紹介させて頂いたBさんのてんかんの症例改善ブログの続編です。「18年間も悩んでやっと笑えた家族とてんかんの症状」という題名でアップしたものですが、発作が止まってから一ヶ月くらいが経って、再び発作が出てしまいました。
なぜその発作が起こってしまったのかをお伝えしたいと思います。


「今 息子に発作があり すみませんが 施術へ行いけなくなりました。急な事で ごめんなさい!」
というメールがBさんのお母様からメールが届きました。

私も他のお客様の予約が入っていなければ「その場に行きたい」という気持ちを抑えつつ、その時間を過ごしたことを覚えています。2012年2月15日でした。

なぜおさまっていたてんかんの発作が再発したのを考えていました。

お母様との電話のやりとりの中で大きなヒントがありました。

「ずっと不思議に思っていたのですが、あの子が脚立を使って庭の植木の手入れをしたその夜には決まって発作が起こるんです。そして今回の再発の日にも植木の手入れをした日でした。何か関係があるのでしょうか?」

そしてBさん本人がおっしゃっておりましたが「筋トレをした日には発作が起こる」ということでした。

Bさんの施術において、「てんかんの発作を止めたポイント」は側頭骨と頭頂骨の境目にある小さな範囲の骨部分でした。この骨の調整をした事によってBさんや他のお客様の発作を止めることに成功しています。

私はあの子が脚立を使って庭の植木の手入れをしたその夜には決まって発作が起こるんです。という部分に着目しました。

なぜかというとてんかんの発作を止めたポイント」は足首、そして足の甲に関係がある部分だからです。Bさんの足首や足の甲にはまだ歪みが存在しています。

HSTIテクニックで言うところGマスター+という技術を使って施術を行う部分なのですがが、脚立を使って歪んだつま先や土踏まずに圧力が加わることにより、頭部にまで歪みの影響が伝播し、てんかんの発作を止めたポイント」に影響が出たのであろうと考えました。

この件についてはHSTI開発者比嘉 進氏に連絡をとり相談に乗って頂いたのですが、その結果足の甲に原因があるという事が明確になったので、数日後のBさんの来所の際に細かく足首、足の甲、腓骨、距骨まで細かくチェックしていきました。

そして見えてきたものは、土踏まずが極端に上方へ変異していた点です。この上方に変異した足の甲の骨が、つま先立ちや、脚立のステップに立つ際に歪みをより大きくしてしまいます。筋力トレーニングにおいても共通する動きがあると考えられます。

その結果、身体のタテのラインで下から歪みを上部に伝播させて、てんかんの発作を止めたポイント」部の骨に悪影響を与えたのでしょう。

この足の甲の骨、距骨といいますが、踵の骨(踵骨)や腓骨、脛骨を含めた施術を行っていきました。

現時点3月2日ですが、てんかんの発作は2月15日以来一度もないそうです。

Bさん本人は、普段は至って通常の生活ができる方ですので、家族のために、自分のためにとできる事は自分でやろうという気持ちが、お庭の手入れや自らの筋力トレーニングに現れたのでしょうね。

Bさんのお母様から嬉しいメールを頂きましたので転載させて頂きます。


「息子は、以前とは比べられない程体調が安定してきていて、気持ちに余裕が出てきています。(笑)私達にも、やっと安心感が!いつも感謝しています!

私は 5年間程、ほとんど毎日、37度をこす日が多く、微熱が続くので体調が悪かったのが、骨格調整を受けるようになって 体温が落ち着いてきています。今朝も平熱なので、とても嬉しいです! これからもヨロシクお願いします!」。


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