風邪が長引いていると思ったら喘息だったなんて・・。調整後、咳、痰もおさまり呼吸が楽に!

2か月前から咳、痰、息苦しさがあり、病院に受診したところ、喘息と診断されました。今まで、病気一つすら患ったことがないAさんは、耳を疑ったといいます。

 

「風邪が長引いていると思ったら、喘息だなんて・・。喘息は子供のうちはいいけど、大人になって患うと重症になるって聞いたんです。薬飲んでいるけど、咳が止まらなくて、こういうのも調整できるんですかね。」


「はい、喘息も肋骨のゆがみと関係してきます。確認していきましょうね。」

 

「他のお客さんは大丈夫ですかね~。私が咳したらうるさくないかね~。咳がでるから苦しくてどこにも行けないし、天気が悪い時は一番キツイです。」


体調が悪いながらも、周りのお客様にも気を使われるAさん。


「大丈夫ですよ。お気遣いありがとうございます。でもAさんのお身体が良くなることが先です。早く症状が取れる様に頑張りましょうね。」

 

立位で確認している際も、咳き込んで苦しそうです。背中まで痛みが出ています。肋骨の前側、胸のあたりの3番にゆがみ、背中側の肋骨8番目にも確認出来ました。


肋骨の8番辺りを触りながら聞いてみました。


「ここらへん痛くないですか?」


「そう、特に眠っているときに咳すると、ここらへんも痛くなりますよ。ゆがんでいますか?何番目の骨ですか?」

 

「肋骨の前側と背中のあたりでゆがみが大きく出てますね。3番と8番目の骨になります。肋骨の3番は胸の周りで肺を取り囲んでいて、8番目は肝臓や横隔膜のまわりを取り囲んでいます。身体中にいっぱい酸素を取り込む様に働く臓器なので、このゆがみが息苦しさと背中の痛みが出てるかもしれません。」

 

うつ伏せになった時に背中の左右の膨らみが違う8番を先に調整しました。仰向けになって3番の前側を見てみるとさらにゆがみが大きくなります。


「背中が痛かったのもゆがみだったんだ~。咳のしすぎで筋肉痛しているんだと思っていました。」


「そうですね~。咳をするのも、体力使いますからね。」


続いて、肋骨3番の変形、頭がい骨の調整をして、終了しました。調整終了後、

 

「なんだか来た時より息がしやすくなっています。」


「でもまだ症状がきつそうなので、来週に予約は承っているんですけど、体調きつければ、すぐに電話くださいね。」


1週間後、次の予約日がやってきました。


「調子はどうですか??1週間乗り切れましたか?」


「前回やってもらってからね~、だいぶいいですよ。咳も少なくなって、痰も出しやすくなりました。呼吸が前より楽になっています。夜も眠れるようになりましたよ。」

 

「良かったぁ~。でも、まだ調整したいポイントが残っているので今日は頭の調整をしましょう。」

 

前回は肋骨での調整をしたので、今回は3番8番に関連する頭がい骨での調整をしました。
肋骨の前側(胸椎)のゆがみが大きいことから、「Jの法則」を使って側頭骨を整えていきました。左右対称に近づけるように細かい調整になります。

 

施術終了後は、さらに呼吸がしやすくなっているのを実感できました。
完全に症状が取れたわけではないですが、確実に身体の変化は出ています。
まだまだ調整が必要ですが、今は来店する間隔を延ばしても、身体の調子は良さそうです。

 

沖縄県中頭郡北谷町 HSTI骨格調整センター・コア上里 綾乃

HSTI症例カテゴリ