背中の痛み 側弯症の方の骨が動き始めました。

いつも背中も腰も痛いと言いながら来所されるAさん女性50代 (沖縄市在住)。Aさんは子供の頃から脚に傷を隠すためにいつも無理な体勢で座る癖がついていたそうです。それが原因で側弯症と診断されるほどの歪みを蓄えてしまったようです。
初めて歪みを拝見させて頂いた時、僕はAさんの背中の後ろで少し動揺した後、涙を我慢せざるをえない程、気丈にふるまうAさんの強さに感心したことを覚えています。

Aさんのお体は頭部、上半身、下半身ともに複雑に極端に歪んでいます。

施術を開始したのは2012年1月でした。初めに骨盤の歪みを調整するところから始め、肋骨、脚というように進めていったのですが、ビクともしないという言葉が当てはまるくらいに骨が思うように動いてくれませんでした。

その頃HSTIで「Jの法則」という施術方法が発表されました。この方法は頭部の骨格調整を行うことにより、頭部以外の骨格まで調整していけるというHSTIの現在における最先端の施術法です。

ここ数年はこの研究に開発者 比嘉進氏も全力を捧げておられたことを株式会社HSTI在籍時に目の当たりにしていました。

満を持して発表されたこの方法をAさんの施術に用いたのは一月の末からです。週に一度のペースで頭部の施術を行っていきました。Aさんもすぐに痛みから解放されたいにも関わらず、私が頭部の施術をする事に不安と期待を抱いておられたのは言うまでもありません。

なかなか良い結果が出ないまま4月になりAさんの身体に変化が出はじめました。1月にはビクとも動かなかった肋骨が動きだしたのです。

頭部の施術が一段落し始めた頃に、肋骨をチェックし、歪みの大きな骨から「ヒトミの法則」という方法を使い施術を進めていきましたら、少しずつ骨が動きだし、いつもなら頂けなかった嬉しいメッセージが届くようになりました。

明日もAさんは来所されますが、この調子でどんどん痛みから解放させて頂けるプランで進めてまいります。Aさんの施術の経過報告はまた記していきたいと考えています。


4月の中旬に頂いたAさんからのメールを転載したいとおもいます。

以下Aさんの文。

「あれから、もみ返しのような痛み・だるさがありました。

でも、今朝、目覚めた時に、ちょっと嬉しい変化がありましたよ!

いつもは、背中から腰にかけて激痛で動くのがとても辛いのですが、今朝は背中が楽
だったんです。

背中上部(肩甲骨のあたり)の痛みがほとんどなく、背中の真ん中から下は痛かった
けれど、普段よりは楽に寝返りが打てました。

ずっとパソコンに向かう仕事のせいもあって、今はまた肩甲骨内側にコリがあります
が、朝の痛みが少しずつでもなくなってくれれば嬉しいです。

腰の痛みについては、昨日までは左側が痛かったのですが、今日は右の坐骨神経と股
関節から太ももにかけてジリジリと痛み、座っているのが辛いです。



まずは、背中に変化を感じたので、体の上側から下にかけて、徐々に歪みが取れてく
ることを期待します。

今後とも、この試練にどうかお付き合い下さいませ!よろしくお願いします。m(_ _)
m」


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