踵(かかと)の痛みがあり、階段の昇り降りも痛みでままならない状態だったAさん30代男性(北中城在住)のお話。
Aさんは木工職人をされていますが、出勤時に自宅の階段を降りる際にご家族が心配するほど右足の踵(かかと)をひきずるような形で歩いていたようです。併発している症状としては腰痛。施術を進めながら後々わかった症状に頻尿(過活動膀胱かかつどうぼうこう)がありました。
Aさんは幼少時からサッカー選手だったこともあり、
足首自体はもちろん、骨盤や膝、膝下にもかなり打撲や捻挫の経験があるそうです。
踵の内側や外側からの歪みをチェックし、その後に脚の甲や足首、弁慶の泣き所の脛骨や腓骨、そして骨盤というように痛みのある部分はもちろん最終的に頭部までチェックしていきました。
まずは少しでも歩く時に痛みが和らぐ事を念頭からだ全体の歪みを収束させていく方向性で施術していきました。
娘さんも施術に通われているんですが、同伴の奥様から「うちの旦那階段の昇り降りがきつそうだったのに、最近歩く姿に違和感がなくなりました」というコメントを頂きました。
Aさん本人に「こないだトイレが近いというお話がありましたが、いかがですか?」とお尋ねしましたところ「あぁ、そういえば減ったかも・・あれ、そうだなぁ、減ったなぁ。こんな感じで変わるの?気づかなかった」という事でした。
何故そのような会話になったかといいますと、踵の痛みを改善させて行く中で、大腿骨や膝下の歪みを調整する必要性がありました。その脚の中の歪みに腎臓や膀胱に関係するポイントが確認されましたのでご本人に「頻尿でお困りじゃありませんか?」と聞いたのです。Aさんが「なんでわかるの?骨に関係あるの?」というようなやりとりに発展し、前回の施術に関する改善の有無の確認をさせて頂いたのです。
施術はうまくいき、一回の施術で歩行と頻尿、過活動膀胱にもやや改善がみられました。現在3回ほど通われていますが、回を追う事に精度の高い施術に以降し、症状の改善と再発も防ぐことができている状態です。
Aさん、今朝も来られていましたが、「サッカーしても股関節も足首も大丈夫だよ、トイレもオッケー。今は言いたい所ないよ」とのことでした。
「それでは、未病対策として、頭部や他の部分で確認できる歪みを改善していきましょうか?」と調整を提案した所、「うん、そうしてください、足首も痛みはないけど、まだ違和感が少し残ってるんだ」とのことで、今日は首の歪みや足首の細かい施術させて頂きました。
Aさんのように痛みが改善したあとに2週間に一度のペース程度で来所を続ける方が多く見られます。骨の歪みが減っていく生活の快適さを体験して頂けている事に喜びを感じています。
沖縄県中頭郡北中城村字島袋1412
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